あれこれ雑記帳

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BBS


2007年01月29日(月) ボロレ??(違)

今日はお仕事のお休みを頂いて、Sかちゃんとクラッシックコンサートへ。

平日の昼間って珍しい時間帯のコンサート。
プログラムに「ボレロ」があって「聴きに行きたい!」ってSかちゃんの
お供をする事に。
いえ、もちろん私も聴きたかったし。生ボレロは初めてだもん。

子供の頃、テレビでバレエのボレロを観て「バレエの曲」って
ず〜っと頭の中にあったんだけどさ。
「単調な曲だなぁ〜」って思った位で、他に感じる事って無かったな。
あの頃は。

色々な曲を聴くようになって、初めて「凄い曲なんだ!」って思ったもんだわ^_^;

平日の昼ってどうなんだろう?
って思ったんだけど、芸術劇場はほぼ満員御礼だったのでは?
この会場はお兄ちゃんが小学生の時日フィルの「子供向けコンサート」で
毎年のように来ていたんだけど、もしかしてそれ以来だったかなぁ。
客層としては年配の方が多くて驚いた!!
ご夫婦で仲良く来ている方も多くてさ。私達の席の周りはどう見ても
我々より年上の方ばかりだったなぁ(笑)

ちょっと変わったレクチャーコンサート色が強くて、司会進行の音楽評論家の
方の挨拶から始まると言う、ちょっと子供コンサートを彷彿させるような始まりだった。

一曲目は牧神の午後への前奏曲。これもずっとバレエ音楽だと思ってたな(^^ゞ
二曲目はビゼーの交響曲第一番・第一楽章・・・だけ(笑)
両曲とも、演奏前後にマエストロ(テオドール・グシュルバウアー)による
曲の解説なんかも通訳を通して入ったりして
「へぇ・へぇ・へぇ〜〜〜」ってトリビアな気分。
初心者には親切で凄く良いコンサートだなぁ〜って思ったよ。

休憩を挟んで、最後はボレロ。

出だしのフルート演奏者がとっても綺麗な音で、ふぉぉぉ〜〜〜って
鳥肌立つような感動から聴き始めたの。
某書籍(笑)にもあったけれど、本当にボレロって恐ろしい曲。

演奏者の実力が、こんなトーシローなアタクシの耳でも解ってしまうと言う・・・。
曲だけは完全録音されたCDで聴きまくってるから熟知してる訳じゃない。
当然音が外れると「あれ?」となる訳で・・・(苦笑)

うっとり〜→・・・アレ??→うっとり〜→・・・あれ?
をエンドレスで繰り返すような・・・(笑)
こうなると、こっちも「次の楽器は大丈夫かっ?!」みたいな気分になったりさ(笑)
ボレロつーよりボロレ??

それにね。
途中から気がついてしまったの。ヴィオラの主席のお兄さん!!
凄いんですのよ!奥様!!<誰?
もう自分の世界に完全埋没、こら、指揮者ちゃんと見てんのかい?!
って位「逝っちゃった演奏」してるんだよね(笑)
その人見てるだけで、凄く気分が楽しくなっちゃって「見せる演奏」って
こう言うのいうのかしら?って思ったわ。

ホント、色々な意味で面白いボレロだったわ。

そしてアンコールは「アルルの女」から「ファランドール」
1時間ほどの短いコンサートだったけど、その分料金もリーズナブル
レクチャー付きで良かったなぁ。
またこう言うコンサートがあったら是非行きたいと思ったよ。





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