今日の昼すぎ。仕事が終わってから買い物をしていたら
ヒロの陸上の先輩のお母さんにバッタリ。
挨拶だけのつもりだったのに「ちょっと良いかしら？」と呼び止められた。

「ヒロは高校はどうするの？」

どうするって・・・本人は行きたい所はあるみたいだけど、なんたって
受験して合格しないとねぇ^_^;

「ウチに来ない？ウチの子もヒロに声掛けようか〜って悩んでたよ」

このお宅の息子さんは、この辺りでは進学に非常に力を入れている
私立高校に通っている。この私立高校、校長がとっても「デタガリーノ」な
人でメディアには進んで出没（殴）していたりする。
教育熱心は熱心なんだけど・・・

「学生は学問だけではダメである。スポーツも極めて文武両道を目指します！」
なんて立派な事を仰いますんのんヨ。
それは理想。ソレができたら素晴らしいよ。でもね。

１人の生徒にソレを求めるのは難しいので、校内で勉強担当者と運動担当者に分けましょう。
学校全体で見た時に、スポーツと勉強のバランスが取れていればヨロシ。
と訳のわからない自己完結をしているからさ。怪しいよ。
だから私はどうしても好きになれない！！

ま、そんな校長の考えの下、スポーツ推薦もあったりしてさ。
先輩はその推薦枠を使ってその学校に入学した訳。（いや、でも元々成績も宜しいお子さんなんだけどさ）
先日ピアノの発表会に出たユータの同級生のイケメンＫ君（笑）も
やっぱりこの学校に通っているんだよね。やっぱり推薦枠を使っての入学だけど。
だから密かにヒロはホントはこの高校に通いたい〜と思っているのを知っている。


校長先生は↑な感じ（笑）ではあるけれど、学校全体の雰囲気は良く
特に部活の先輩後輩の空気が非常に宜しいそうで、
「楽しく学校生活は送れるよ！」と先輩母。
うん〜それはわかっているんだけどさぁ・・・。私立だしなぁ・・・。
これからユータにどれだけ掛かるかわからないっつーのに、ヒロに私立に
行かれるのは非常に痛い。正直な話。

親の経済的理由で子供の進路が制限されるって可哀想な気もするけど
やっぱりそれは仕方が無い事で。

一応家に帰ってからヒロにその話をしたよ。
県大にこそ出場は出来なかったけど、ヒロのタイムだったら
充分推薦枠に入れるそうだ。
だからどうだろう？ってＴ先輩が言ってたそうだよ。どう思う？と。

そしたらね。
「陸上では絶対に高校に行かない」って。何で？
「お兄ちゃん見ててそう思った」

そっかー。確かに一つの特技を活かしてチャンスを掴むって言うのは
良くもアリ悪くもアリ。
ヒロの視点から見ているとユータは大変だった・・・って映ったのかもね。

「本当にあの高校に行きたかったら受験で入るから」

・・・オマエ・・・それ、無理ですからっ！（苦笑）
塾も行かずにあの学校は今の成績では無謀だろうしさぁ。
ユータでは一度も「受験生の母」の苦労を知らずに来ちゃったからね。
これからその苦労を知る事になるのかもしれないな。

そう言えば。
その高校の特進（特別進学）クラスに、更に「特別」なクラスが出来たんだそうだ。
学年で上から１０番位の生徒を集めて「東大特進クラス」を作ってサ。
その生徒達は、特別室に大きな机を与えられ、通常授業には出なくて良くて
学校も毎日来る必要は無くて、ただひたすら東大合格に向けて
独自の勉強をして行くんだって。
やはり特別に選ばれた先生の指導を受けながらの勉強だそうだけど。
授業に出ないで、学校に必ず来なくても良くてって高校行く意味あるの？

そこまで東大に拘るってなんだろう？
私のお友達の東大卒の人は試験前日に漫画読んでても合格したって（笑）
話は逸れたけど（お約束？）入れる人は
アクセク勉強しなくても、当たり前の様に合格しちゃうんだよねー。

ま、ヒロにも雰囲気や学力が自分に合った高校に入って欲しいけど。
どうなる事やら（；´д｀ ）

今日のお弁当

甘酢団子（冷凍）オクラのオカカ和え、卵焼き
ひき肉と野菜の旨煮