あれこれ雑記帳

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2006年04月21日(金) 親の力

次男が中学に上がった時、音楽が担当教科の先生が2人いた。
そのうち私と同世代の女の先生が次男達の学年担当になったんだ。

この先生、お兄ちゃんの学年も担当していた事があって
その指導力やら統率力やら。「?」マークが消えない先生だった。
それでもお兄ちゃん達の学年はやたら目立って悪さする子もいなくて
「なんだかね・・・」って親同士の影口だけで終わってしまったんだ。

が。

中学に上がった頃から「危ない」と言われ続けて来た次男の学年。
1年生の時の音楽の授業は酷かった。
1学期でこそ、何とか「授業」と呼べるものであったらしいけど
2学期、3学期は悲惨。

特に煩いクラスでは通知表に1やら2やらが飛びかっていたらしいよ。

そして2年に進級した時には音楽の時間は「授業」じゃ無くなっていた。
生徒が先生を舐めきってしまっていて、音楽室での授業に遅れて行く、
教科書は持って行かない、資料は忘れる、リコーダーも無い・・・。

「今日は歌のテストをします」
「え〜〜〜??やっだぁ〜〜〜!!」

・・・音楽の授業、終了・・・

てな事が頻繁に起こるようになってしまった。
こりゃまずい。まずいでしょう??


そう感じていた保護者側は、公開授業の折、保護者会の折。
先生に訴えかけていたんだよね。
更には、別の問題が起こって夜に指導担当の先生と保護者の間で行われた時も
「この際だから!」と保護者側から切り出して、
音楽の授業をどうにかしなければいけない!!と話し合いもしたんだ。

「学校側が対応できないと言うのであれば保護者が授業の手伝いをします!」

と。
そこまで突っ込んだ事言っていたの。

学校側も危機感を抱きつつも「主要教科ではない」「人手不足」
「担当教諭からSOSが出ていない」等、歯切れの悪い対応&回答ばかりだった。
親としては「3年生もあの先生だったらどうしよう?」と不安だったんだ。

授業をちゃんと受けない子供達に問題はあるのは重々承知しているよ。
ただね。
他教科もそうかというと、そんな事なくて、静かにきちんと授業が
行われているんだもん。
教師側にも問題は多々あると思う訳。
だから、足りない事、困っている事は親も協力しますよ・・・と。

そしたらさ。
その音楽の先生。この学校に来て4年目だったと言うのにこの春
転勤になりましたからっ!!(驚)

これって異例の人事だよねぇ???

昨日の保護者会で親しくしている先生が、そっと耳打ちしてくれた。
「あの先生の異動ね。保護者の皆さんの声があったからですよ・・・」って。
再三校長が音楽の先生を呼び出して、色々相談に乗ったりアドバイスしたり
していたらしいんだけど、先生自体があまり積極的に「なんとかしよう」
と言う気持ちがなかったみたい。

プラス保護者の声。
「この学校では無理でしょう」って本人も納得の上の転任だって。

「やっぱり困っている事や心配事は声に出すのが一番ですよ。
保護者の気持ちが伝わったんです。」
とも言われたわ。
先生を転任させる事が一番の解決方法では無い事は解っているけどさ。

ただ、文句を言うだけじゃなく建設的な解決方法やら協力やら。
保護者の姿勢も良かったのかもしれないなぁ〜って思ったよ。
中々子供が間にいるだけに言いたい事も言えない雰囲気も多いけど
親が一致団結して行けば岩をも動かす事はできるんだなぁと。

あと1年。充実した学校生活が送れると良いなぁと切に願うよ。

今日のお弁当

牛肉&ピーマン、新玉葱のにんにく炒め、ポテトサラダ
卵焼き

今日からインターハイの県予選大会。
頑張れ〜!!




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