あれこれ雑記帳

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BBS


2005年12月12日(月) 他人事では無し

昨日、大掃除をしている最中に電話が掛かってきた。
丁度ノリノリで(嘘)掃除をしていた所だったのに・・・。
その時家に誰も居なかったから仕方なく電話に出る。

「お囃子さん〜〜??久しぶり〜〜〜!!!」

電話の主は隣町に住むYさん。丁度次男がお腹にいる頃だったかな?
当時入っていたC&Aのファンクラブで知り合ったお友達。
家が近いと言う事やら、同じ主婦(と言っても彼女は主婦の大先輩♪)だって事で情報交換したり、一緒にコンサート行ったり、互いの家を行き来したり。
楽しくお付き合いしていたんだよね。

我が家にパソコンが来た時、一番最初に色々なソフトを持って
家に来てくれたのも、色々な設定の仕方を教えてくれたのも彼女だったっけ。

そんな彼女だけど、目と足を悪くしてしまい数年前から介添人無しには
外出できないようになってしまって・・・。
それからは、年に数回ちょっと連絡を取るだけ・・・な間柄になってしまったんだわ。

だから、今回電話で話すのも・・・1年振り位????
私もすっかりご無沙汰しちゃってたしね^^;

わ〜〜!!電話ありがとう!!元気?どうしてる??声が弾む私。

「うん、元気〜!って言いたい所なんだけど、ちょっとそうでもないんだよね」

え??どうしたの??何かあった??

「実は夏に入院してたんだー」

入院?!何で??

「うん、あのね・・・乳癌だったの・・・」

乳癌?!

「お友達が乳癌で手術したりしてね、私もちょっと気になって自分で
触ってみたら気になるしこりがあって・・・。
組織検査してもらったらだったの。一応全部切除したけど
まだ抗がん剤治療に通ってるんだよ」

絶句。

腫瘍の大きさが1cm程で、通常この大きさになるまで10年は掛かると言う事
だから10年前から検診を受けていればここまで大きくならなかっただろう事。
今の医者は告知も含めてリスクも何もかも本人に説明してくれて、
それはそれで良い面もあるけど精神的にかなりキツイ事。

もう少し大きな腫瘍だった同部屋の人は背中のリンパ腺まで切除で大手術だった事、
同部屋、同病の患者さんは20代から70代まで色々な年代の女性がいた事。
身内に独りも癌だった人が居ないから家系もアテにならない事。

そして彼女の乳癌のタイプが転移がし易いタイプの物で、切除したからと言って
決して安心出来ない事。


淡々と語ってくれた。


「私がお友達の発病がきっかけで検診を受けて見つかったでしょう?
だからお囃子さんも他人事だなんて絶対に思わないで、直ぐにでも受診しに行ってね。
万が一の事があった時、1日でも受診は早いほうが良いんだけどネ」

だから色々な人に『一つのきっかけ』になれば・・・と自分の話をして
検診を勧めているんだって。そうだったんだ。

「絶対に大丈夫!なんて事は無いんだからね。自分には関係無い話なんて
思わないでね。必ず受診してね。」
電話の向こう側にいる彼女の気持ちが痛いほど伝わってくるよ(T_T)

うん、うん。わかった。
毎年触診だけは受けていたんだけど・・・今度はマンモグラフィーの予約を入れるね。

本当に周りを見渡したら、決して他人事とは言えないと。
電話を切った後も暫く考えてしまったよ・・・。
年が明けたらYさん宅を訪ねてみようと思ったよ。


今日のお弁当

鶏肉のハーブ焼き、黒胡麻入卵焼き、
青海苔ポテトサラダ、エビのチリ団子(レトルト)


久しぶりのお弁当〜♪






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