先週の事。
夜も１０時近くなって、ご近所の奥さん（Sさん）が訪ねて来た。
「遅い時間に本当にゴメンネ・・・」って。


ウチよりも１年ほど遅れて同じ自治会の班に引っ越してこられたSさん。
上の子供が同じ年、しかも私達も同じ年と言う事で、
引越し当初は結構仲良くしていたんだよね。

でも私が直ぐに仕事を始めて彼女も小さなお子さん(下の子）を抱えて
お仕事を始めて・・・顔を合わせる事も少なくなって、たま〜に立ち話
世間話程度のお付き合いになっちゃったんだけどね^^;

久しぶり〜！でもこんな時間に・・・何かあった？

「あのね、引っ越してきてからずっと仲良くして貰ったんだけど・・・。
私、離婚する事になって月末にはあの家を出て行くから、今の内にご挨拶を
って思ったの・・・」

・・・・・・！！！！！！

「結婚よりも離婚の方がずっとエネルギーが必要って聞いていたけど
本当にその通りだったわ。疲れちゃって、疲れちゃって・・・。
この先、もっと疲れて忙しくなりそうだから、気力があるうちに
ちゃんと挨拶しておきたかったの」
そう言いながら涙目になるSさん。

時間が不規則なお仕事をなさっているご主人とは殆んどお逢いした事も
お話した事も無かったんだけど・・・。
仲が良いとも悪いとも聞いた事はなかったんだけど・・・。

急な話に大層ショックを受けた私は、それ以上彼女からあれこれ話を聞く
気持ちにはなれなくて・・・。
もう少し話したい事があるように見えたんだけど
「落ち着いたら改めてお茶しましょう！」と言って、半ば追い返すような
形になってしまったんだ。
ゴメン・・・今、凄く後悔している（涙）


その翌日からSさん宅は夜に電気が付く事は無くなってしまった。
もう新しい家も借りていて、そちらの方に越したみたいだよ・・・と
お隣の人が言っていた。でも、その方は離婚の話は知らないようだった。
「先日引越しの挨拶にバタバタ来られて・・・ご主人の職場の近くに越すのかしら？」って。

周りの人には言っていなかったんだ！更にドンヨリ。



そして、昨日の事。
義母から電話がかかってきた。お盆の話かな？と思っていたら、
夫の従弟（３６歳）の奥さんが亡くなったと言う訃報だった。
義母も詳しくは知らされて居ない様で、どうも癌だったらしい・・・との事。
従弟には確か小学生の女の子が１人いた筈。
多感な年頃にこれから差し掛かろうと言う時に母親を亡くすって
他人からは想像も付かないほどの影響を受けるに違いない。

可哀想、気の毒・・・なんて言う簡単な言葉では片付けられないよ。

従弟は私は一度位しか逢った事が無いんだけど（なにせ夫の従弟は３０人以上いるんだもん！）
そのご両親である夫の叔父夫婦には同じ町内と言う事もあって
とても良くして頂いている。
確か叔父の所は叔母も現在難しい手術の為に入院している筈。
遠い病院なので退院してきたらお見舞いに行くように・・・と義母から言われていたんだもの。



これから３人の子供を抱えて１人で頑張って行こうとしているSさんと
奥さんに先立たれて、今どうしようも無い悲しみに襲われているであろう
従弟とその娘さんの気持ちを思うと、
何とも言えずに切ない思いで一杯になってしまうよ・・・・（涙）