ポ−の日記

2001年11月03日(土) ぬかるみ

2週間ぶりの待ち合わせは家の近く。
裸眼だとほとんど見えない私は、彼のとなりを通り過ぎるところだった。
自然に笑えて緊張がほぐれた。

道に迷いながらお店を探す。祝日休業。
次回のお楽しみにすることにした。
私はもう当たり前に次回を思っていた。

店を出たところで携帯がなった。
もうすぐ帰るねと淡々と言った。
かなり酔っていた。

家に帰ってからも、電話をする気にはなれなかった。
猛烈な眠気に襲われて、食事も薬もとばして眠り続けた。
電話で目が覚めた。
そんなに優しい声で質問をしないで。
今月会うはずだった約束は白紙に戻した。
12月でもいいよ、と言ってくれた。

どうしたいかも、誰が好きかもわかろうとしない私は
結局一人で嵌まっていく。


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