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■ 苦しいところで何ができるか
大会当日。 早朝から練習を学校の道場で。 ストレッチと素振りを中心に。 素振りをどこまでやるのが良いのか,迷いがある。
大会会場へ車で移動。 会場と同時に,面を着けているのは立派。 それでも,決して存在感のある練習とは言えない。
組み合わせを見て,唖然。 昨年の結果を基に作ってある組み合わせ。 男子は,予選リーグを抜けられるかどうかもわかならい。 練習中に,女子のレギュラーが足を怪我する。 左の親指では,踏ん張りが効かない。 すぐに病院へ連れて行ってもらうことに。 最初からメンバー交代は初めてのこと。 一週間前の錬成会で,控えメンバーも 試合を数多く経験したとはいえ,実戦は初めて。
緊張の初戦。男子は後半からエンジンがかかる。 女子も同様。 どこからでもポイントが取れるチームとはいえ, やはり,緊張は隠せない。 二戦目から,徐々にペースを上げる。 応援態勢を何度も指示。 一年生も巻き込んで,全員で闘うチームを目指す。 男子予選リーグの3戦目は大勝負。 大柄なチーム相手に,先鋒・次鋒が一気に二本負け。 ここから,中堅・副将が鮮やかに取り返す。 大将は攻め合いで迷い,一本を先取されるも, 一気の見せ技から小手で何とか同点。 そのままタイムアップで引き分け。 勝者数の差で,辛うじて決勝トーナメントへ。 指示を出すまもなく,女子が準決勝。 過去3回とも代表戦負けしているS中との対戦。 先鋒が粘って,相手のタイミングを外して見事に面の一本勝ち。 控えの次鋒は,何とか一本負けに踏みとどまる。 中堅が鮮やかに二本勝ち。流れが一気に傾く。 副将は相手を追い込んでおきながら,アンラッキーな取られ方。 でも,流れは譲らない。 大将戦も攻め攻め攻めの剣道。 いい技がいくつか。引き分け本数差で薄氷を踏む勝利。 男子はここからも苦しい試合が続く。 控えとメンバーを交代するも,状況は変わらず。 それでも副将が,攻めと我慢と思い切りの面技で絶好調。 苦しいところで流れを譲らないのは立派。 男女揃っての決勝戦。 女子は早々に勝負を決めるが,男子は時間一杯まで。 副将戦で勝負を決めるも,大将戦で星を落としたのは痛い。 アベック優勝は久しぶり。 昨年とは大きく違った結果にほっと一息。 生徒達も満足気。 苦しいところで力を出せたこの一瞬は忘れられないことだろう。
力を存分に出し切った生徒達。 おそらくは一日でかなりの疲労感があることだろう。 自分自身も,それは同じこと。 3日間の休養を決定。
母の日だというのに,何の用意もせず帰宅。 娘と妻の用意してくれたプレゼントを母に贈る。 家族に支えられていることに,もっと感謝をしなくては。
2006年05月13日(土) 息子の試合に 2005年05月13日(金) 何かできそうな思い 2004年05月13日(木) 人を惹きつけるもの
2007年05月13日(日)
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