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re-invention



 比例と反比例をつなぐ世界

ドッチボールの練習が朝からあることをすっかり忘れていた。
欠席3名も,実はとても気になる。

学年集会。
学年委員会にもきちんと出ていないので,
リーダーにこちらの思いが十分伝わっていない。
だからリーダーも,本気で話をしていない。
「愛語よく回天の力あるを学すべきなり」(道元禅師)

授業は,三平方の定理を利用した計算練習と,
三平方の定理の逆。
計算では,「17^2−15^2」を「289−225」とする生徒ばかりで,
「=(17+15)(17+15)」とできる生徒がクラスで2人ぐらい。
センスを磨く,刺激する授業を心がけたい。
また,三平方の定理の逆は,GCを使って。

これまでは,同一法の証明を一生懸命していたが,結果としてほとんど理解されなかった。


これは感覚的なものだが,
等しくなる瞬間は直角になるときのみというものを
統合的につめる。これで十分だと感じる。

放課後は,新年度の会議。
総合や選択を含めた教育課程の本丸に迫らないと,
ダメだと感じる。

22日の研究会に参加者が集まり始める。
調査書に再度手を入れ,プリントアウト。
家庭訪問を一件し,帰宅。
本屋で,かなりの本を購入。

帰宅後はメールをいくつか。
本気で書き出すと,こちらにも時間が必要。
昨日の土屋先生から教わった
比例と反比例をつなぐ世界をまとめておこうと思う。





反比例のグラフは,
a>0のときは
これ












a<0のときは
これ

と学んで終わっている。



でも,だとしたら
a=0のときは
どうなるのだろうと
考えるのは
ごく自然なこと。


「Y=0/X」の関係を対応表にしてみると,
X| 1 2 3 4
−−−−−−−−−
Y| 0 0 0 0
そう,これはX軸。
直線のグラフとほとんど同じになってしまう。
しかもXが2倍3倍になると,
Yは、1/2倍、1/3倍になると言える。
ただし,原点は白丸。(定義域外)
GRAPESでも律儀にそれを表している。


原点付近で
1ドットほど,
太い線が欠けているのが
お分かりになりますか?





このグラフは,a>0の世界とa<0の世界をつないでいる。
それだけでなく,比例と反比例もつながっていることも感じさせる。
「Y=0・X」と「Y=0/X」は,
どちらも「Y=0」だけど,同じようでいて違う。
たった一点があるかないかで比例になったり反比例になったり。
こんな面白い世界があったとは。



2004年01月14日(水) 任せる


2005年01月14日(金)
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