2009年06月13日(土) |
佐野ラーメン紀行〜森田屋 |
何週間か前に行こうとしたら定休日だった「森田屋総本店」に今度こそ行ってみましたよ。えあですこんにちは。 普通のラーメン屋さんならいざ知らず、遠方からのお客も当て込むはずのご当地ラーメン系のお店が日曜定休日とは中々肝が据わっている店です。さすが総本店の貫禄でしょうか。期待に胸を高鳴らせつつ行ってまいりました。
開店15分前ほどに店の前に到着……したのですが駐車場がガラガラでした。 ええっ。まさか今日も定休日?と一瞬心配してしまいましたが別にそういうわけではなく、店の前にお客さんが一人だけ待っていました。行列がなくてかえってびっくりするとか、どれだけ行列店に慣れきってしまったんですか私。 丁度この日買ったばかりの「アクセル・ワールド」の2巻を読みながらしばらく待っておりますと、ぞくぞくとお客さんが集まってきました。 今回も新しいサブヒロインが現れて楽しくなってきたアクセルワールドの感想はまた後日書くとして、開店時刻を迎え入店。
料金前払い式で、お店の中に入ると席につくより先にカウンターでおばちゃんに注文するシステムでした。 って、メニューは!? メニュードコー!? いつぞやの別のお店のように外で並んでいるときにメニューも回ったりはしてこなかったのに急に注文とか言われても!とちょっぴり焦りましたが、相方がさらっとラーメンとチャーシュー麺を注文してくれました。 ……そういえば私は別にメニューを見る必要もなかったんでした。 落ち着いてみればメニューは入り口の対面の壁に掛かっていたようですが、どうもその種類はラーメンとチャーシュー麺くらいしかないという至ってシンプルなお店のようでした。餃子なんかもなし。日曜定休日といい、なんとも潔いお店です。
お座敷でわくわくと待っておりますと、ほどなくしてラーメンが運ばれてきました。行列2組目だったからかかなりの早さです。 丼にたっぷりと注がれたスープがおばちゃんの持つトレイの中で溢れています。わぁ豪快。そしてれんげをくれません。多分言えばくれると思いますが。
澄んだやや濃い目の茶褐色のスープの中に縮れた太目の麺がゆったりと沈んでいて、その上にはシンプルな具が乗っています。 そして立ち上るなんとも食欲をそそる芳香。 特別珍しい香りではないのですが、なんとなく懐かしくなる匂いがします。なんだろう、多分好みの問題ですが、私にとってはこれまでで一、二を争うおいしそうなラーメンの香りでした。 ではでは実際に頂きます。
麺はもっちりとしていて歯ごたえがあります。そしてこぼれそうなスープに口をつけて飲んでみますと、期待したどおりに私好みっぽいスープです。魚系の味はしないので、これが動物系のスープって奴なのでしょうか? わからん! チャーシューはちょっとしょっぱかったですが、噛み応えのある部分とトロリとした脂身の部分が両方楽しめておいしいです。おつまみにしたらお酒が進みそうです。
どこがどう、って訳ではないんですけど、古きよきラーメンって感じで私は好きなラーメンでした♪
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