2005年02月27日(日) さらば終電

昨日は本社の人たちと飲みに行ったんですがさらっと終電を逃してしまい散々難儀してしまいましたえあですこんにちは。いやまあ自業自得なんですが。




参加したのは、ぶっちゃけた話、実に楽しくない飲みでした。
本社と言っても普段は派遣として他所の会社に出向している私です。しかも今の場所にどっぷりと3年もいたりするので正直本社の方が他所様って感じです。本社の社員なんて殆ど顔合わせたことねえよ!

参加者の中には一応知っている人はいたんですが半数以上知らない人ばかり。対して他の人たちはなんだか割とお互いよく知っている模様。
一人っきりで全く知らない人たちの中に放り込まれるの自体はさほど苦痛ではないのですが、さすがに自分以外の人はそこそこ共通話題で盛り上がってるのに自分だけかりません完璧蚊帳の外とゆー状態に耐えられるほど根性強く無いのであります(しかも「誰々って知ってる?」と話題を振って貰えるでなくガツガツ仲間内だけで盛り上がられてしまう。話に入ろうにも共通の情報があまりにも無いので続かない……)。
仕事なら耐えもしますが飲みでそれは勘弁して下さい……いや、どうせただ同じ会社の人ってだけの飲みだったら仕事の延長上だからいいんだけどさ……。



さっさと中座してしまえばよいものの、もうすぐお開きになる、という雰囲気が漂っておりましたので帰るきっかけを掴めず微妙に過ごしておりましたら何気にその雰囲気が一時間も続きやがりまして結局終電にすら間に合わない始末。いや、これは全面的に私のミスなんだけどね……! 終電の正確な時間を知らなかったんですよちくしょう!

こうなったら歩いて帰るしかありません。都内から我がサイタマまで。
何、ほんのお隣さんです。すぐ着きますよハハハ!

先輩の一人にこの時間じゃ北○住までしか行けないねとか言われたので、最終が残っていたサイタマ県内に入る(でも地元までは戻れない)電車を棄ててそっちに乗車。距離的には当然サイタマ行きの電車の方が近い駅で降りられたのですがこっちだと道がよく分かりません。

というわけで一路北○住に向かおうとしたのですが……
電車はあえなく上○で最終を迎える事に。うわぁ。
言った通りの電車に乗れなかったのは先輩が嘘吐いた訳でなく私が駅で迷ったからなんだけどね多分、ていうか間違いなく。でもちょっと呪いましたよハハハ(やつあたり)。北○住だから妥協したんであって上○ってもうちょっと遠いじゃないですか。どのくらいの距離なのかは知らんかったけど。

しかしとりあえず一旦は歩いて帰る事を決意した身。帰りましょう! 帰れる所までは帰ろうじゃないか!
ということで予定のスタート地点からはちょっと後ろですが国道を一路北上開始。道路標示にサイタマ県内の都市が記載されています。その距離28km。ってことはとりあえず第一の目標地点北○住はどれだけ多く見積もっても10kmは無いはず。

夜道は暗いと言えども国道沿い。車通りも多くぽつぽつとコンビニも点在。
身の危険もなさそうですし疲れたらおやつもすぐ買えます。
スポーツは特にしませんが歩くのは好きなえあさんですのでサクサク歩きます。

歩きます。

歩きます。

……えーん。

だってさあタクシーの空車がびゅんびゅん通ってくんだもん。あれに乗れたらどんなに楽か。
でもいくらかかるんだか知れたものではありません。
東京駅から国際展示場まで5000円もかかったヨ〜的な記述をコミケカタログのMR(参加者の投稿コーナーみたいなもの)で見たことがあります。
いまいち東京駅〜ビッグサイトの距離ってのがわかりませんが同じ都内ですしサイタマの我が家ほど離れている訳はありません。とりあえず10000円は下らないのではないかという恐ろしい予想が頭を過ぎります。
……む、無茶です。有り得ません。

タクシーを恨めし気に眺めつつけれどもおとなしく歩き続けます。まあこの時間に騒がしくしてたらどっかから警官が飛んできそうですしね。
そういえば交番の近くで職質してるのを見ましたが声をかけられませんでした。国道を何やらスタスタ歩いている女って怪しくないんでしょうかね。でもまあ何でだか自転車乗った男性じゃないとなんか職質ってされない気がしますしね(気の所為?)。可哀相に引っ掛かっていた人畜無害な自転車の男性の犠牲を踏み越えてえあさんは我が母国サイタマに向けて驀進します。



歩く事たぶん一時間くらい。ようやく北○住に到着です。
一時間。ってことは5、6kmか。コンビニに入り地図を確認するとやはり5km程であった事が確認できました。それと同時に自宅までの距離も確認します。というかそっちがメインです。地図上で指でしゃくとり虫を作って図ってみると……

……

うーん……

……始発、待とうか。








かくしてえあさんは北○住の漫画喫茶にて一夜を明かすことになったのでした。……さっきまでのあの意気込みはあっさりとどこ行ったのさ。
いやほら5kmで十分面倒臭くなってたし(軟弱者)知らない場所で途中で果てたりしたら漫喫とかあるかどうか分かんないし……

インターネット席が取れたら有り余る時間を活用して小説書くなり日記書くなりしまくったと思いますが残念ながら取れませんでしたので一晩中適当に漫画を読んでおりました。
寝椅子が空いていたら分かりませんでしたが、こういう場所で無意味に寝るのも勿体無い気がしまして。ああ貧乏性。
この機会に、さすがにあんまり古本屋さんとかで立ち読み出来ないふたりえっち(18禁)を是非読みたかったんですけど見つかんなかったのが残念。どこにあったんだろ。チキンな私は店のお兄さんにはちょっと聞けなかったヨ。

梅昆布茶を片手に漫画を読み漁りつつ待った始発のちょっと後の電車で帰宅。どうにかうちの猫の薬の時間には間に合いました。ふう。
安心した所で風呂に入りインシュリン打って就寝致しました。



もうたっぷり午後4時くらいまでな……いつもよりよく寝たよ……
目を覚ましたらえあさんのお部屋の西向きの窓から日が差していました……
……ああ、すげえ勿体無い休日。

2004年02月27日(金) 「女神の魔術士」1-11Up
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