……という言葉が突如、私の頭を支配した。
なんだっけ。 なんだっけ、これ。
なんかの技だ。 そりゃそうだ。結界だしな。 ゲーム……じゃない。多分漫画か小説。 少なくとも私の造語じゃない。 私は結界という言葉をあんまり使わない。 (私のファンタジー世界観には何となく合わないような気がするから)
結界……うーん。 こんな多用される語じゃ思い出す方向も絞れない。
手がかりにするならこっちだ。マルクト。 まあこれもファンタジー界じゃ多いと言えば多い語だが。 マルクト……王国…… 王国結界? 術者が王様のように無敵になれるような結界か? 無敵じゃーん。ステキ。いいネタだね。
いや違くって。 結局なんなんだ? 出典はなんなんだ? 全然思い出さん。 ふと「X」だったかなーとも思ったけど……「マルクト」とは言ってなかった気がするし。
まあいいや、ググってみよう。
マ・ル・ク・ト・結・界(入力) ぽち(ボタン押下)
……作品名判明。 「クレセントノイズ」(エニックス刊Gファンタジー)
こりゃあ思い出さないはずだわ!(酷) だって友達ん家のごみ箱から拾ってきた1巻しか読んでない本だよ確か……(全国のファンの方すみません)
……ああすっきりした。 でもそのマルクト結界とやらの効果はいまだに思い出せない私。
てゆうか、 主人公の名前さえ思い出せない私。ほんとに読んだのか?
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