2002年09月16日(月) 脳内プロット

今日も懲りずに小説ネタ。





私ですね、小説を書くときは、まず最初にストーリーをラストまで全部決めてから書き始めるんですよ。
とは言っても台詞の一字一句まで最初に決めておくわけではないのですが。
話の流れと伏線部分の描写と、重要なキーワードと伏線の回収方法と理屈。
そんなもんですが、結構細かいです。
なにぶん私設定魔なもので、世界観にしろキャラにしろ、たいていのことなら何聞かれても困らない程の設定は作ってあるのです。
まあ、某アリスは完全に走っちゃったけどね?
いわゆるプロットという奴をちゃんと書く派ってわけですね。

ただしそれ脳内プロット。

書き表してまとめたりは、しません。
何故って? めんどくさいから。

昔から漫画書くときも、プロットどころかネーム(コマ割りをラフ書きしたもの)すら切っておりませんでした。
直で原稿用紙に下書き。さすがに直ペン入れはめったにしないけど(たまにはするんか)。

非常に雑に見えるんですが、っていうか雑なんですが、一応考えてはいるんです。
っていうか、マジで行き当たりばったりはしない分、オンライン作家としては結構考えてる部類に入るんじゃないかなーと思ってるんですがどうでしょう。





脳内プロット、便利です。
何よりお手軽。どこでも持ち運び可。電車の中でも仕事中でもプロットの見直しOK。

いいことずくめなんですが、ただ一つ問題があるんですよね。

それは……
たまに忘れちゃうってこと(根本的過ぎ)。

・脳内プロットに書いてあったハズのあのネタってなんだっけ?
とかはまだ諦め付くんですが、
・あっ。脳内プロットにこんな事書いてあったのに、本文に書くの忘れてリリースしちゃったよ!
は、もう大変。
プロットに書いてあることを書き忘れたって言うことは伏線張り忘れたって事ですからねー。
笑いじゃないですね。あはははは。

いろいろ文章を考えながら書いてると、こういう事もままあります。
何か特効薬はないものか。

……とか考えて私が最近心配なときにやってるのは、台詞を先にバーっと書いていって、地の文をその間にちょこちょこちょこと挿入していく方法。

大抵、プロットの大まかな流れを小説として清書するそのややこしい思考を要求する過程で記憶を紛失するものだという、自分的に結構真理をついているなと思う事象への対策なのですが。

これだと、流れを先に作っていって、後で肉付けすることになるので、さりげなく大事な部分も(先に書いとけばいいから)、そもそもの本流も度忘れせずに済むような気がします。

こういう書き方はやっぱ反則ですかねえ?

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