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2004年11月22日(月) 狭い道路をスピードを出して走る車

私が住んでいるところは古くから住宅地として開発された街なのだが、道が狭い。

駅に向かうメインストリートも6メートル程度で、昔なら広かっただろうが、車社会の今はブンブン車が行き交うので、歩行者にとってみれば非常に危ない道路になっている。

こういう狭い道路を猛スピードで走る車の気がしれない。今朝も危うく轢かれかけた。耳が聞こえる私でさえそうなのだから、長男は耳が聴こえないので、この道路を物凄く慎重に左右を確認してからでないと渡らない。

しかし、考えてみれば、どうしてここまで慎重に車の状態を見なければいけないのだろうか?

私が子どもの頃はほとんど車がなかったので、道で遊んでいた。道路が子どものコミュニティの場であり、安らぎだった。たった4メートルの道路に車は1時間に1回くれば多いくらいだった。

それが今はネコも杓子も車だ。自動車産業が日本の住環境を破壊し、子どものコミュニティを引き裂いたのかもしれない。

外で遊べないから、結局家の中でテレビゲームに没頭してしまう子どもを増やしているのかもしれない。

すべてが悪循環に陥っているのではないかなあと。。日本が傾いている原因に自動車、ゲームメーカという高収益企業の影を感じるのは私だけだろうか。。。。


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