TRPG回顧録 DiaryINDEX|past|will
ちょっと逆鱗に触れたものがありまして更新します。 今回もD&D系のスペースに足を運んだのですが、そこにD&D1Eのシナリオをおいてあるという場所がありました。 よくみると堂々と赤箱のイラストを無断転載して ONLY FOR D&D FIRST EDITION 書かれている本がありました。 不審に思って 「これってAD&DのFIRST用のシナリオなんですか?」 って聞いてみたんです。 そしたら、 「いえ、赤本とか青本とかですよ。」 俺:「????} 「あ、つまり日本のFIRST EDITION(初版)ですよ。」 ぶち。 まてゴルァ。 それはD&Dの4版って言うんだ。 初版は1974年(うわぁ俺生まれてない。)に発売されて日本にはほとんど入って来てないはず。 確か日本に輸入されたのは1979年(当方の生まれ年)あたりで、その頃にはD&Dの2版が発売されていましたから。 んで余談ですけど、1982年に3版(クラシック版)、1984年に4版が発売されました。 日本語版は1985年6月にこの4版を翻訳して発売されました。 メディアワークス版は1994年にシンタックスエラーがD&D5版を些少訳しました。(あの文庫版) 俺:「ああ、四版ね。それだったらクラシックD&Dって言った方が通りいいですよ。」 その場はその程度にして引き上げておきましたが、正直このカン違い君をどうしてやろうかと思いました。 幸い表紙を無断転載したシナリオの同人誌も手に入れましたし。 参ったね。 日本語が出ることでこのようなカン違い君がまた増えるんだろうか……?? 俺は別に日本語訳が出ることに対して異論は無いですが、このように不勉強な人が出てくるのは不本意です。 大分昔になるんですが、AD&Dも日本語が出ることによってこのようなカン違い君がプレイヤーとして増えるのが不本意だと言うひとがいらした様です。 その時は彼の狭量な発言が理解できませんでしたが、今はほんの少しだけわかる気がします。 ただ、私は日本語しか達者でないので翻訳を心待ちにしている一人です。 先日もコミケに翻訳買いに行くくらいなら英語できるように努力しなさいと窘められたばかりですが。 D&D3Eが翻訳されたらちょっと弊害は出てきそうですよね。 その時自分は何をするのだろうと思いますね。
テロ牧師
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