モスクワ留学日記
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2003年02月24日(月) 金か愛か

モスクワ マイナス4度 ほんとか?


精神分析学の教授はちょっと感じの悪い人だった。

ロシアにおける精神分析を語る際、まずは分析料金の話から始めていた。

そして自分の書いた本を宣伝し、
その本を買った生徒は試験にプラスになるだろうと言った。


試験当日、手ぶらでやってきた教授は
授業でやらなかったことを質問をしまくって

多くの学生を再試にさせた。


そして臆面なく「鉢植えの花」をプレゼントしてくれるなら点数をあげましょうと言ってのけた。

再試の学生からは現金も受け取っていたらしい。

つまり、「ワイロで試験を合格に」という事である。

花やチョコのプレゼントはよくある話だけれど

「お金」を要求するというのは
少なくともうちの学部では聞いたことがない。


最初からカネカネと鼻につくしゃべりをしていたが
やはり狙いはソレだったようで。


この話は学部長の耳に入り、教授は免職となった。

今は病院で、精神分析に訪れる一般市民から
搾り取っているのだろう。

専門が心理学だけに、相手を騙す事も一般人より上手かと思うと
やりきれない気持ちになる。


教師と医者の給料はその仕事量や大変さに比べて
本当に割に合わない額面であることは事実。

だからといって小賢しい人が増えてしまっては
教職につく立場の人間が腐ってしまっては
ロシアの未来はさらに暗くなってしまう。


このような教授を追放した我が教育大学を誇りに思いたい。


mihobani |MAILHomePage

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