GARTERGUNS’雑記帳

TALK-G【MAILHOME

あなたは歴史の目撃者になる/壮絶!SMダイエット
2005年01月16日(日)

G.S.L様の日記絵に、素敵な擬人化シュテルさんが登場しましたよ……!!
凄く格好良いよ!!議員秘書という感じだよ!!
凍てついた理知的な眼差し!!
眼鏡にネクタイにスーツというデキる男の三種の神器!
更に言うなら、彼は愛するガルデン様以外の輩に対しては容赦の無いサディスト……!!
これは何をおいても見に行くべきだ。
擬人化リュー史(前代未聞の史)にまた新たな1ページが!!
来年のセンター試験で出るぜ、「擬人化リュー史」。
皆で刻もう「擬人化リュー史」。

蛇足ながら付け加えれば、こちらのサイトはシュテルだけでなく、イドロも凄くプリティなんだ。
ガルデン様はもはや言うに及ばず。
とにかく愛が満ち溢れているんだ。
イドロとガルデンの関係も、とってもほかほかで心が和むんだ。
心を熱くしたいガルデン好きな方は、見なきゃ絶対損をすると思うんだ。
以上、きっと当サイトのこんなところまで見て下さっている方はとうにチェック済みに違いないと思いながらも、紹介せずにおれなかったのでした。
こんな萌えを自分ひとりの胸にしまっておくなんて出来ない。
管理人様、紹介を許してくださって有難う御座います!

―――――

電車内で見かけた、FRaUという女性向け雑誌の吊り広告……


ストレスフリーの近道発見!
ほめて、やせる
新説SMダイエット

賞賛、激励、愛ある罵倒、その気になる方法は十人十色



……アレだ、きっと45話以降のエルドギアで、正義のリュー使いになるべくホワイトドラゴンから「教育」を受けたガルデンが、「お前の様な厳ついリューは、魔法騎士(ルーンナイト)となった今のこの私に相応しくない!!主従の縁を切られたくなければ即刻痩せろ!!!」とかシュテルに言っちゃうんだ。
言われたシュテルはあんまり惨い言葉に「そ、そんな御無体な…!!」と涙に暮れつつも、ご主人様に愛想つかされたくない一心でダイエットに励むんだよ。
エルドギアの誇る魔法科学と設備をフルに使って(使わされて)。
しかしシュテルは元々、身長や装備、見た目の割に軽く、ヒトで言うならば体脂肪率7%にしてBMI値21(当サイト設定)の典型的な筋肉質体型なので、痩せようにも落とす脂肪がないという状態。
そこでご主人様は「お前、イドロからドゥームの様式を組み込まれたのだろう。それを脂肪に見立てて減量しろ!!多少の腕力を犠牲にしてでも、要らない組織や筋肉をこそげ落とせ!!」なんて比類なき無茶を言い出します。

そして始まる地獄の日々。
リューにとっての栄養源であるミストルーンを断つ為と、猿轡だかガスマスクだか判らん咽喉拘束具の装着を強いられるシュテル。
既にフラフラの所で自転車を漕がされ、エルドギア中百周(監視カメラによる追跡付き)させられるシュテル。
やっとノルマを達成したと思ったら近頃流行りの「水で焼くオーブン」さながらのサウナルームに閉じ込められるシュテル。
死にかけながら出てきたところで今度は「美白マッサージ」の名のもとに、魔法石だかミスト鉱石だかの成分を多量に含んだクレンザーを塗りたくられ洗車機みたいな機械に放り込まれるシュテル。

機械都市に木霊すシュテルの悲鳴、響き渡る主の罵倒、青褪める他のリューたち。
ガルデンは部下のコントロールが巧い、などとホクホク笑顔のホワイトドラゴンにこの爺ブッ殺したろかと邪竜の血を目覚めさせそうになりながらもシュテルは、ご主人様のリューとして在りたいという、只その一心でダイエットに励みます。

「シュテル!これまで通りこの私の傍に侍りたいのならば、これまでを捨てる覚悟で減量に励め!!」
「はっ……はい、ガルデン様!!」

時間天候全て無視して何故か沈み行く夕日が二人(一人と一騎)を照らし、ノリはいつしかスポ根のアレに。最初は何事かと心配していた他のリューたちも、いまやその頬には熱い涙が。遅くにエルドギアに来たデリンガーだけちょっとノリ切れていません。

そんなこんなで毎日を過ごし、海のむこうでゼファーやその主が血の涙を流している事にも無頓着なまま、シュテルは少しずつ、しかし確実に白く・華奢に華麗な転身。
最初は嫌で嫌で仕方なかったダイエットメニューも、効果があると知った途端により熱心に打ち込むようになってゆきます。
元々シュテルは己の力を磨く為なら(=ご主人様の歓心をかう為なら)何だってするという無節操さを最大の武器とする男。
邪竜族を喰ったり(24話)爆烈丸の精霊石を喰ったり(35話)と、その為の無茶も慣れたもの。

「こうして触ると、見た目よりずっと余分な筋肉が殺げたのが判るな(シュテルの体を素手でぺたぺた、あまつさえ腕メジャー)」
「は……はい……(目がとろとろ口元デレデレ)」

普段は鞭より厳しい叱咤(時には鞭そのもの)をぶつけるご主人様が、毎晩手ずから体重だの胴回りだのを測り、飴より甘い励ましとお褒めの言葉を掛けてくれるのも嬉しくて、ランナーズハイさながらのテンションで鬼の様なメニューをこなします。

その甲斐あってか、そろそろアデューたちと合流しないと不味いかな?という頃には見事減量&美白完了。
アレだけ因縁を深め合った爆烈丸の乗り手からも「あのリューは?」と言われる程の見違えた姿、その名も「伝説のルーンナイト・シュテル」へと見事階級転移したのでありました。




ルーンナイトは邪竜形態ダークナイトより馬力の面で劣るものの、素早さと魔法力に関してはググッとアップしていそうな。
最終話のシュテルが魔法攻撃ばかりしてたのと、皇帝の攻撃を素早さが魅力の爆烈丸とシャインバラムが躱しきれていなかったのにシュテルだけは最後まで持ち応えたのが強烈に印象に残っている所為か。

個人的にはルーンナイトよりダークナイトのほうが断然好きですが、あの突然の階級転移の裏にこんな苛烈な出来事があったのなら、あたい、あの白いリューの事をもっと好きになれそうだよ。(凄い妄想)




BACK   NEXT
目次ページ