GARTERGUNS’雑記帳

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迷い道転居便り
2004年05月06日(木)

※アデュガル同棲設定で※


「……疲れたか?ガルデン」
「疲れてなどいない……」
「強がり言うなよ、汗びっしょりだぜ。少し休もう。ほら、水飲みな」
「……ふん」
「しっかし、朝からずっと……で、もう夕方だぜ。
 お前が此処まで頑張るとは思わなかった。
 普段はやろうって言っても面倒臭いとか一人でやれとかつれない事言うくせにさ」
「が、我慢の限界だったのだ……」
「かなり溜まってたもんな。五日間……だっけ?やってなかったの」
「……お前の所為だろう」
「でも、それに我慢できなくなったのはお前だし」
「…………」
「本当の事だろ、そんな顔するなよ。
 それに、俺ももう我慢できなかったんだ」
「アデュー……」
「さあ、そろそろ……続き……な」
「ん……」


ゴウンゴウンゴウン


「それにしても幾らやっても追いつかないな」
「汚れ物を溜め過ぎたのだ。一日で済むかどうか」
「洗濯機が使えないってだけでこんなに困るとは思わなかったぜ。
 やっぱ途中でコインランドリーでも行くべきだったかな」
「……大体お前が、引越しの時に設置業者に連絡を忘れていたから!」
「お前だってちょっと汗かいたからって一日に何度も着替えてただろ。
 この洗濯物の大半はお前の服じゃねえか」
「何日も風呂に入らなくても平気なお前と一緒にするな!」
「怒るなって。……ほら、脱水終わったぜ。干しに行こう。
 そろそろ昼に干したのが乾いてるかも知れないし。
 今日はさらさらのシーツで眠れるぜ、良かったな」
「……ふん」



いきなり頭の涌いた小話で済みません。ダンボールが山と詰まれ寝る場所も無い新居からこんばんは、TALK−Gです。それはもう山脈か要塞かと言う積みっぷり。まるでバリケード封鎖されたテロリストか過激派のアジトです。実際を見た事はありませんが。
梱包されたパソコンを取り出す余裕も無く、今は予備のノート(別名「シュテル配下無人ソリッド1号」。携帯性やタフさは優れているが他の面では圧倒的に役不足。しかもこれもwinME。)でこれを書いております。三年かけて飼い馴らしたPCの辞書やアプリやブックマークやといったものを使えない不便さが身に染みます。「ガルデン」が一発変換できなかったときの衝撃と言ったら。今はもうノー問題ですが。パソコンでも携帯でもワープロでもなんでも一番最初に辞書登録されるのは「ガルデン」。
しかしその不便さの中でもネタを探すがオタクのド根性。
いずれぼちぼち此処に書いていこうかと思います。
取り敢えず浮かんだコインランドリーネタはパティガルで、ストーブの話を下僕とパティで。




「……ああ、やっと終わった……
 もう洗濯物など見たくも無い」
「ま、嫌でも明日もシーツを洗う事になるけどな」
「え……」




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