GARTERGUNS’雑記帳

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歌うのは恋の奴隷でも頭の中は桃色クラブ
2004年01月06日(火)

取り返しのつかないことになってしまった……。(原稿の下書きを前に)
こんばんは、TALK-Gです。

今日は昼から、11日配本予定のパティガル本&シュテガルにゲストとして入って頂く夜篠輪嬢と、詰めの話し合いを。(遅くないか)
まあパティガル本はあっさりと纏まったのですが、シュテガル本の方が。
というかシュテルの方が。

どんなに頑張って考えても、どうしても幸せにならないというか。
例えて言うなら、「時間をかけてじっくりふっくら炊き上げたお揚げを、ほんの一瞬余所見した隙にトンビ(アデュー)に根こそぎ攫われている」みたいな……。

アデュガルベースの場合、シュテルがどんな不幸に見舞われるか、というネタを考えるだけで半日がつぶれてしまう恐ろしさ。
パティガルが何処までもラブラブハッピー路線をひた走るのに比べ、シュテガルは考えれば考えるほど淀んだ何かに埋没していくのです。

こう、ガルデンの肩に腕を回してニヤニヤしてるアデューと、恥ずかしそうにしながらも口元は綻んでいるガルデン、その後方三十メートルほどの所にある木の陰から血涙と血反吐をだらだら零しギリギリとハンカチを噛み締め時空を歪ませるほどの邪悪嫉妬オーラを放ちながら二人を見ているシュテル、みたいな光景が目の前にちらちらと……。
でもきっとシュテルは、ガルデンが振り向いて手を振ってきたら、その瞬間だけ平静な顔に戻って手を振り返すのです。



もしシュテル本を発行できたら、タイトルは「しあわせになりたい」とか「下僕バカ一代」とか、そんなえらい事になると思います。



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