|
|
■■■
■■
■ トップページに掲載した作品 Vol. 33
■ジェイムズ・ブラウンの1960年代のライヴ映像を収録した3枚組DVD『I Got The Feelin' James Brown In The '60s』が、8月にShout! Factoryから発売される予定らしい。 キング牧師暗殺の翌日である1968年4月5日のBoston Garden公演(JBライヴ・ブートの定番の一つ)と、1968年のNYアポロ劇場でのライヴを中心に、ボーナス映像として1967&1968年のパリ・オリンピア劇場でのパフォーマンスと、1964年のThe T.A.M.I. Showでの「Out Of Sight」が収められている模様。発売が楽しみである。
■作曲家・伊福部 昭先生(1914-2006)の公式ホームページが、暫定版ながら開設された。無断リンクは禁止とのことなので、URLは伏せるが、Wikipediaの一番下にある「外部リンク」から訪問できる。
■「阿寒のアイヌの歌と踊り」(『doo-bop days』2006年11月16日)の一番下の方にある、「AINU 古式の舞 7分42秒」のリンクを6月上旬に修正した(ビデオの撮影&HP主宰者のyagiq様に感謝)。アイヌ民族の歌と踊りに興味のある方には、ぜひご覧いただきたい動画である。
■100枚組CD『世界民族音楽大集成』(1992年, 廃盤)。数か月前から図書館で少しずつ借りて聴いている。ポピュラー音楽を聴くのとは異なり、このような民族音楽、コミュニティー・ミュージックは、民族や文化体系を異にする者にとって如何ともしがたい「壁」の連続で、「音楽に国境あり」「音楽は世界の共通言語ではない」との感を改めて強くする。
■鹿児島出身の盲目のゴッタン奏者・荒武タミさん(1911-1992)の3時間にも及ぶゴッタン(箱三線, 板三線)弾き語り音源が、最近、鹿児島の日本画美術記念館「草文」に寄贈されたという。荒武タミさんのLP『ゴッタン 〜謎の楽器をたずねて〜』(1978年, CBSソニー)とともに、いつの日かCD化されないものか。
■当Web日記の累計アクセス数が、5月下旬に10万件を突破した。二重カウント防止の設定にしてあることもあり、だいたい正確な数字と思われる。訪問して下さったすべての方に感謝いたします。
■聖俗の垣根を超えて活動した盲目のアコースティック・ギターの巨人、レヴァランド・ゲイリー・デイヴィス(Reverend Gary Davis, 1896−1972)の映像全31テイクを収録したDVD『偉大なるアコースティック・ギター・マスター Rev. Gary Davis The Video Collection』(5/2発売の直輸入盤, P-Vine, Stefan Grossman's Guitar Workshop, 105分, 撮影年:1960年代中心, 日本語字幕なし, 動画の視聴[制作者サイドがYouTubeで配信]) ■1966年のニューポート・フォーク・フェスティヴァル出演のブルースマンたちによる特設ジューク・ジョイントにおけるパフォーマンスを収録したDVD『デヴィル・ガット・マイ・ウーマン〜ブルース・アット・ニューポート 1966 Devil Got My Woman Blues At Newport 1966 Featuring Skip James Howlin' Wolf Rev. Pearly Brown Son House Bukka White』(5/2発売の直輸入盤, 1996年にP-Vineから発売されたビデオ作品のDVD化, 60分, 海外盤は2001年発売, 日本語字幕なし, 動画の視聴[制作者サイドがYouTubeで配信]) ■ギリシャを代表する男性歌手、ヨルゴス・ダラーラス(George Dalaras, 1949−)が2006年に発表したユニヴァーサル移籍第一弾で、ギリシャの隣国アルバニアをテーマにした異色作『寂れた村 Deserted Villages』(3/16発売の直輸入盤, ライス・レコード, アルバニア出身の作曲家/アコーディオン奏者のダーショ・クルティとのコラボレーション作品, 試聴) ■西アフリカのガーナのポピュラー音楽の一つで、10年ほど前に生まれた新世代ダンス・ミュージック「ヒップライフ」を世界に紹介する初めてのコンピレーション盤『Black Stars Ghana's Hiplife Generation』(3/23にライス・レコードから発売の直輸入ドイツ盤, Outhere Records, ヒップライフ≒ヒップホップ×ハイライフ[ガーナやナイジェリアで1920年代から1960年くらいに全盛のポピュラー音楽/バンドサウンド]+α[ルーツ・レゲエ, ダンスホール等], myspace.com) ■リー“スクラッチ”ペリー(Lee "Scratch" Perry, 1936-)の新作で、プロデューサーのエイドリアン・シャーウッドとの共同プロダクションによる『The Mighty Upsetter』(5/28発売の日本盤, 歌詞の対訳付き, 試聴) ■キューバの新世代アーティスト、ジューサ(Yusa)の3rdアルバム『Haiku 俳句』(5/21発売の日本盤, 歌詞の対訳付き, 試聴)
■ギリシャ歌謡を代表する女性歌手、ハリス・アレクシーウ(HARIS ALEXIOU)が2006年に発表したスタジオ録音最新作『酸っぱいチェリーと苦いオレンジ GUINDA Y NARANJA AMARGA』(4/20発売の直輸入スペイン盤, アオラ・コーポレーション, 試聴) ■アルジェリアの大衆歌謡シャアビの代表的歌手で、1940年代末からはフランスを拠点に活動したダフマン・エル・ハラシ(Dahmane El Harrachi, 1925or1926-1980)の1975年の録音集とされる復刻盤『Ya El Hadjla やまうずら 〜アルジェリア移民の声〜』(5/11にアオラ・コーポレーションから発売の直輸入盤, Fassiphone, 試聴, YouTubeにて代表曲「Ya Rayah」&動画の視聴) ■トルコの「アラベスク(演歌風の大衆歌謡)の帝王」イブラヒム・タトルセスの新作『Neden? なぜ?』(4/27にライス・レコードから発売の直輸入盤, 試聴, YouTube) ■アイリッシュ音楽を代表する女性歌手の一人、カラン・ケイシー(orカラン・カーシー, Karan Casey)のソロ5作目で、全10曲中8曲がトラディッショナル・ソングからなる新作『Ships In The Forest』(4/8発売のUS盤, myspace.com) ■UK拠点のアフロビートの新星、スーズセイヤーズ(Soothsayers)の日本独自企画盤で、最新作『Tangled Roots』(2005年)を中心にリミックス曲などを収録した編集盤『The Time Is Now』(6/6発売, P-Vine, 試聴, myspace.com) ■エミルー・ハリス(Emmylou Harris)の新作『All I Intended To Be』(6/10発売のEU盤, Nonesuch, 試聴)
■ルー・リード(Electric Guitar)、ジョン・ゾーン(Sax)、ローリー・アンダーソン(Violin, Electronics)の3人が共演したライヴ盤で、2008年1月10日のニューヨークのライヴ・スペース「The Stone」での即興演奏によるベネフィット・パフォーマンスを収録した、「The Stone」の存続・運営資金のためのThe Stone Issueシリーズ第3弾『The Stone: Issue Three』(4月?にTZADIKから発売, ディスクユニオン[6/10?入荷], 約48分収録) ■カサンドラ・ウィルソンによるスタンダード集『Loverly』(6/9発売のEU盤, 試聴, 8月に名古屋・ブルーノート東京で来日公演予定) ■「女性版カエターノ・ヴェローゾ」と形容されるブラジルの個性派シンガーソングライター、アドリアーナ・カルカニョット(Adriana Calcanhotto)が、アート・リンゼイとの共同プロデュースで発表した新作『Mare』(4/19発売のEU盤, 試聴) ■ザ・ビーチ・ボーイズのドラマー、デニス・ウィルソン(1944-1983)が1977年に発表した唯一のソロ・アルバムで、長らく廃盤となっている『Pacific Ocean Blue』に、幻の2ndソロ・アルバム『Bambu』などの未発表音源を20トラック追加した2枚組CD『Pacific Ocean Blue - Legacy Edition』(6/17発売のUS盤, 試聴, 本作のプロモ) ■ラオル・ビョーケンハイム(el-g, el-viola da gimbri)、インゲブリグト・ホーカー・フラーテン(el-b, electronics)、ポール・ニルセン・ラヴ(ds, per)による北欧のフリー/インプロ系ギター・トリオ、Scorch Trioの3作目で、ノルウェーで限定発売された2枚組LPにのみ収録されていた4トラックを加えた2枚組CD『Brolt』(6/10発売の日本盤, Bomba Records, 約51分+32分, ディスク1の試聴) ■北欧の5人組アコースティック・ジャズ・ユニット、Atomicの約2年ぶりの新作で、スタジオ録音による2CD+2008年1月24日の米国シアトルでのライヴを収録したボーナス・ディスクからなる3枚組CD『Retrograde』(6/20発売のEU盤, Jazzland, 約153分, 試聴:ディスク1&2 / ディスク3)
■電子音楽家、Warner Jepson(1930?‐)のレア盤『Totentanz』(1967年作)に、1958年から1973年までの未発表作品を14曲追加した2枚組CD『Totentanz And Other Electronic Works 1958-1973』(2008年4月?発売のUS盤, Melon Expander, 試聴) ■イランのピアニスト、Morteza Mahjubi(1900-1965, 画像)のペルシアン・ピアノ集第2弾『The Art Of The Piano 2』(2007年にイランのMahoor Institute of Culture and Artから発売, 日本入荷は2008年?, 録音年不明, 全7トラック, 約76分収録) ■Fela Kutiの末息子Seun Kutiのデビュー・アルバム、Seun Kuti&Fela's Egypt 80の『Seun Kuti + Fela's Egypt 80』(6/24発売のUS盤, myspace.com, YouTube) ■アル・グリーン(Al Green)の約3年ぶりの新作で、Ahmir“?uestlove”ThompsonとJames Poyserとの共同プロデュースによるブルーノート3作目『Lay It Down』(5/26発売のEU盤, myspace.com) ■ヴァン・モリソンの代表作2作品、1968年発表の『Astral Weeks』と1970年発表の『Moondance』(6/25発売, 2008年日本独自リマスタリング, 歌詞の対訳付き)
2008年07月02日(水)
|
|
|