doo-bop days
ブーツィラの音楽雑記



 お鯉さん逝く

阿波踊りの囃子唄「よしこの」の第一人者で、100歳の現役の歌い手&三味線奏者として知られるお鯉さんこと多田小餘綾(ただ・こゆるぎ)さんが、4/6(日)午前6時40分、老衰のため徳島市の自宅で逝去された。

本日(4/7)、突然の訃報を知る。ショックとしかいいようがない。お鯉さんのドキュメンタリー番組を拝見し、お鯉さんのCDを聴き、いつまでも現役の歌い手&三味線奏者として活躍していただけるものと思っていたのに・・・・。お鯉さんのライヴを生で観たいという私の願い・望みは潰えてしまった。

お鯉さん死去、100歳 「阿波よしこの」第一人者(『徳島新聞』2008/04/07 10:40)
多田小餘綾さん死去:お鯉さん、安らかに 満開の桜の中、「徳島の桜」旅立つ / 徳島(『毎日新聞』2008年4月7日 地方版)
お鯉さん 安らか終演(『asahi.com』「マイタウン徳島」2008年04月07日)
お鯉さん死去「徳島の文化築いた」101歳の誕生日目前(『読売新聞』2008年4月7日)

右中程の画像は、「ありがとうございました 百寿 お鯉」と毛筆で書かれたポストカード。お鯉さんの3作品のCDとともに送られてきたもので、お鯉さん直筆のはずだ(お鯉さんのドキュメンタリー番組でも、筆で字を書くお鯉さんの姿が映し出されていた)。一字一字とても心のこもったものに感じられ、改めて大切にしようと思っている。

心からご冥福をお祈りします。

お鯉さん 死去(『JRT 四国放送』2008年4月6日, ニュースの動画あり)
お鯉さん(『doo-bop days』2007年6月30日)

【2008.4.11追記】よしこの人生、お鯉さんを偲んで『おはようとくしま』2008/04/10 木曜日 No.9031): お鯉さんの100歳記念ライヴの本編やアンコール、100歳ライヴの直前にのどに鍼(はり)を打ったエピソード、三味線を弾くために99歳で右手のしびれを取る手術に臨むお鯉さんなどの動画が視聴できる。

2008年04月07日(月)
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