雑誌に載っている論文を複写で取り寄せるとき、その雑誌の最新号の論文は複写できないというのが定説だ。というか、著作権法でそうなっている。週刊誌や月刊誌は、まあ1週間待つかひと月待てば次の号が出るからそれを待って複写を依頼すればいい。
しかし、論文集というのは年刊・半年刊・季刊・不定期刊も多い。こういうのはどうなんだろうか。1年待ったり、半年待ったりしないといけないのだろうか。今回は季刊誌の論文をコピーしたくて、いろいろ調べてみた。
著作権法によると「発行後相当期間を経過」していたらいいらしい。普通は次号が出るまではダメということだが、年刊・半年刊・季刊・不定期刊(それから休刊・廃刊)の雑誌は、「発行後相当期間を経過」とは、「発行後3か月経過」というように解釈することがわかった。「大学図書館における文献複写に関する実務要項」で定められていた。
というわけで、2014年8月に出た雑誌の論文を国会図書館から取り寄せるべく、昨日申し込みをした。で、今日になって申し込み状況を確認したら「複写の可否を確認中です」となっている。ううう〜むむむ。だめなのだろうか?だめだったら、確認後にメールか手紙が来るらしい。
だめだったら、12月1日にもう一回申し込もう。それとも、国会図書館ではなく、大学図書館だったらよかったのかな。図書館を通すと遅くなるから、国会図書館にしたんだが。
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