予防審美  
小林歯科クリニック  
 
〒150-0001  
東京都渋谷区神宮前4-7-1  
東京メトロ表参道駅
(銀座・半蔵門・千代田線)
A2出口から徒歩3分
 
とんかつまい泉の並び
Shiny Owl Cafe の2階
 
 
24時間 インターネット予約  
ご意見・お問い合わせ  
 03 5474 5884  
 発信者番号通知をお願いします  
 
トップ  
診療案内  
アクセス  
院長挨拶  
スタッフ紹介  
診療システム  
診療の流れ  
コラム  
ブログ  
リンク  
 
 
 
 
 
 
 
Copyright(C)
1994〜 小林歯科クリニック
All rights reserved.
 

 

 

★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】

2022年05月14日(土) 歯周病治療が大腸癌の発癌予防や進行抑制にする可能性

Dentalismから転載・・・

近年、歯周病に関連する口腔内常在菌フソバクテリウム・ヌクレアタムが大腸癌の発生や進行に関係性があり注目されている。
そんな中、横浜市立大学医学部肝胆膵消化器病学教室の研究グループが、同大学附属病院歯科・口腔外科・矯正歯科と共同で、フソバクテリウム・ヌクレアタムが歯周病の治療に依り、便中から減少することを明らかにした。

研究では、大腸内視鏡検査に依り大腸腫瘍を認めた患者の唾液や便、大腸腫瘍組織の一部を採取。
3カ月間の歯周病治療後に大腸腫瘍を再び唾液、便、腫瘍組織を採取し、歯周病治療前後のフソバクテリウム・ヌクレアタムの動向を調べた。



その結果、唾液や便の動向に有意な変化は認められなかったが、歯周病治療が成功した患者は、便中のフソバクテリウム・ヌクレアタムが減少したが、歯周病が改善しなかった患者では減少しなかった。
また、異型度が強い腫瘍組織を持つ患者は、低異型度の腫瘍組織に比べ、便中のフソバクテリウム・ヌクレアタムが多く検出され、腫瘍の進行に伴いフソバクテリウム・ヌクレアタムが増加していくことも示唆された。

大腸癌の罹患数は、悪性腫瘍の中でも、肺癌に次ぐ第2位。
予防は、喫緊の課題となっている。
胃癌は、ピロリ菌を除菌することに依り予防効果があると知られているが、大腸癌については、特定の微生物をターゲットにした予防法は未だ確立されていない。

歯周病治療が、大腸癌の発癌予防や信仰抑制に効果があるのか、今後の研究に注目があつまります♪。


 < 過去  INDEX  未来 >


[MAIL] [HOMEPAGE]