Medical Tribune によると･･･

歯周病があると精神障害などさまざまな慢性疾患のリスクが上昇することが、一般診療データを解析した大規模疫学研究の結果から明らかになったという。
英国の研究者らが発表。

「歯周病患者６万例超を解析」したところ、歯周病に罹患していない群に比べ、「精神疾患リスクが３７％上昇」したことが判ったのだそう。

共同筆頭著者は「今回の検討は、これまでに行われた同様の研究のうち最も包括的なものであり、これまで確実でなかったりギャップがあった口腔衛生不良状態と精神障害の関連について極めて重要なエビデンスを提供した」と述べているとのこと。

また、共同上級筆者は「歯科医をはじめとする医療従事者は、患者の現在の健康状態を改善し将来の慢性疾患リスクを低下させるため、口腔およびそれ以外の健康を標的とした効果的な治療計画について十分なコミュニケーションを取る必要があるということが示された」と指摘したのだそう。

更に、歯周専門医の共著者は「今回の知見は、歯周病、特に歯周炎と多様な健康状態に関して継続的に進化する研究を強固なものにした。歯周炎の予防、早期診断と治療、および歯科医または歯科医療従事者による定期的な口腔健康状態の検査の必要性が強調された」と述べているとのこと。述べている。

歯周炎の予防、早期診断・治療、定期的な口腔健康状態の検査の重要性があらためて強調されましたね♪