予防と審美 |
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小林歯科クリニック |
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〒150-0001 |
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東京都渋谷区神宮前4-7-1 |
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東京メトロ表参道駅
(銀座・半蔵門・千代田線)
A2出口から徒歩3分 |
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とんかつまい泉の並び
Shiny Owl Cafe の2階 |
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03 5474 5884 |
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1994〜 小林歯科クリニック
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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】
2021年08月23日(月) |
喫煙と「お口のトラブル」の関係ー2 |
先週の続きです♪
歯周病について、喫煙者と非喫煙者との比較
【歯肉出血】
歯周病の初期症状であり、患者さんが自身で分かる唯一の症状かもしれません。 しかし、喫煙によってこの症状が分かりにくくなるため、症状の発見が遅れ、歯周病を進行させる原因となり得ます。 通常、非喫煙者では経時的に増加する細菌量と比例して出血が増えますが、喫煙者の場合は細菌量が増加しても出血は増えません。
【歯石除去】
歯石除去は歯周病治療の中で最も基本的、かつ大切な治療です。 軽症の場合はこの治療だけで改善します。 非喫煙者の歯石除去による効果を100とすると、喫煙者では約60に低下します(歯石除去効果が40%低下)。
【歯周手術】
歯石除去を中心とした1次治療を行っても改善しない場合は、歯周手術を行います。 いわば、歯周治療の最終手段です。 非喫煙者の歯周手術の効果を100とすると、喫煙者では約40に低下します。 非喫煙者では抜歯せずに守れる歯も、喫煙者の場合は効果が6割減なので、歯を失う可能性がかなり高くなるということです。
【メンテナンス治療】
歯周病菌は「口腔内常在菌」といい、口の中からいなくなることはありません。 つまり、原因をなくすことが不可能なので、しっかりメンテナンス治療を行わないと、すぐに歯周病が再発してしまいます。 非喫煙者のメンテナンス治療の効果を100とすると、喫煙者では約50です。 喫煙者に「メンテナンスしているから安心」はありません。
日本歯周病学会の見解では、歯周病がない場合、禁煙後2週間で歯茎の状態が非喫煙者と同等レベルに回復するとしています。 しかし、歯周病を発症していると、1〜1.5カ月の禁煙では回復がみられず、少なくとも6カ月以上の禁煙をしないと喫煙の影響からは抜け出せないとされています。 そして、喫煙の蓄積効果のリスクが禁煙によって、非喫煙者レベルまで減少するには5〜10年が必要です。
ちなみに、喫煙者のインプラント治療が、健常者の12倍! もリスクを抱えていることも忘れてはなりません♪
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