予防と審美 |
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小林歯科クリニック |
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(銀座・半蔵門・千代田線)
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とんかつまい泉の並び
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03 5474 5884 |
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1994〜 小林歯科クリニック
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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】
2016年09月14日(水) |
TOKYO虫歯率マップ−2 |
昨日の続きです♪
『小学校低学年虫歯率 足立区約26% 千代田区約11%』
その後、時代が経つにつれ歯科医師も増え、カーブが下り坂にさしかかる1980年では5万3602人(19.5人)になりました。 2014年では、10万3972人(64.0人)にまで増え過剰気味とすら言われています。
2015年現在の小学生の虫歯児率は25.0%と過去最低の水準にあります。 虫歯の減少は医療体制の進展によるでしょう。 虫歯の子どもは増えていると思われているかもしれませんが、現実はその反対です。
結構なことですが、気になるデータもあります。 虫歯の子どもの率の地域差です。 『東京都の学校保健統計』という資料から子どもの虫歯率を都内の地域別に出すことができます。 都内23区の公立小学校低学年(1&2年生)の虫歯児率を計算すると最高は足立区の25.8%、最低は千代田区の11.1%です(2015年度)。 同じ大都市でも、この2つの区では虫歯の子どもの率に倍以上の開きがあります。
これは両端ですが、他の区はどうでしょう。 図2は結果を地図で表したものです。 大都市・東京の子どもの虫歯率マップをご覧ください。
濃い色は20%(5人に1人)を超える区ですが、東部が軒並みこの色で染まっています。 対して都心部(千代田区・中央区・港区など)は真っ白。 虫歯の子どもの多いゾーンと、少ないゾーンがこんなにはっきり分かれることに驚かされます。
子どもの虫歯率の地域差は単なる偶然ではなく、各区の社会的条件とリンクしている可能性がある。 換言すると、虫歯の社会的要因のようなものがあるのではないか。 それはズバリ貧困です。 土地勘のある方は図2の地図の模様を見てすぐにピンとくることでしょう。
悲しいかな、それは統計で残酷に「見える化」されてしまいます。
明日も続きます♪
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