予防審美  
小林歯科クリニック  
 
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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】

2016年05月11日(水) 薬でショック−1

麻酔を打った後に異変

朝日新聞によると・・・

兵庫県に住む准看護師の女性(49)は、県南部の総合病院の内科で働いている。
薬剤の取り扱いには普通以上に気を使っている。
代表的な局所麻酔薬にアレルギーがあり、一部の抗生剤などほかの薬剤にもアレルギーの疑いがあるからだ。

初めてアレルギーの症状が出たのは30年前。
19歳だった。
出身地の福井県で産婦人科医院の准看護師になって、2年ほど過ぎた頃。
憧れの職業につき、日々、奮闘していた。

     歯科治療でよく使われる局所麻酔薬。女性も同種の薬を使用したとみられる ↓

虫歯の治療で勤務先近くの歯科医院に行った。
診療台に横たわり、口の中に注射器で麻酔を打たれると、異変が起きた。
血の気が失せ、顔面そうはくになり、息が苦しくなった。横になっていられず、「いすを起こしてください」と頼んだ。

歯科医が言った。
「これは、麻酔薬のアレルギーじゃないか」

食べ物によるじんましんなどアレルギー性の病気とは、幼い頃から無縁だった。
家族の間でも、アレルギー体質だという話を聞いたことはなかった。
「本当にアレルギーだろうか」とにわかには信じられなかった。

歯の治療は中止になった。
勤務先から同僚の看護師に迎えに来てもらい、勤務先に戻った。
近くの内科病院から駆けつけた医師の診察を受けた。
この内科医も「アナフィラキシーではないか」。
アナフィラキシーは全身に強いアレルギー症状が出る状態。
点滴をしてもらい、そのまま勤務先に1日入院した。

アレルギーは体を守る免疫の過剰反応だ。
原因物質それぞれに個別に働く抗体という免疫の担い手があり、アレルギーの引き金になる。
薬も原因物質になる。
ただ、抗体があれば必ずアレルギーになるわけではなく、なぜなるのかははっきりしない。

当時の女性の勤務先では、出産の際に局所麻酔薬を使っていた。
女性は正式に雇われる2年前から見習いをし、採用後は麻酔薬を瓶から注射器に移す作業もしていた。
少量でも長年その物質に接しているとアレルギーになることがある。
女性の場合もそのケースということもありうるが、もともとアレルギーがあった可能性も否定できなかった。


明日以降も(不定期で)続きます♪


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