予防審美  
小林歯科クリニック  
 
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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】

2014年04月26日(土) 子どものむし歯

今夜放映のNHKすくすく子育てから・・・

子どもの歯を磨こうとしても、嫌がって磨かせてくれない・・・
正しい歯磨きの仕方は?
今回はむし歯に関する様々な疑問にお答えします。

Q1: むし歯になりやすい食べ物は?
 甘いものがよくないと言いますが、むし歯になりやすい食べ物ってあるんですか?

A1:食べるのに時間がかかるものがむし歯になりやすい
甘いものだけが問題なのではなく、食べ方や食べ物の性質なども関係します。
たとえば同じアイスキャンディでも、チューブ入りのものと棒付きのものではむし歯になりやすさが違います。
チューブのアイスキャンディは食べるのに時間がかかり、糖分が口の中にとどまる時間も長くなるため、それだけむし歯になるリスクが増えます。
糖分が多いもの、歯にくっついて口内に残りやすいもの、食べるのに時間がかかるものがむし歯になりやすいと言えますね。

【むし歯になるメカニズム】
むし歯菌(ミュータンス菌など)が口の中で糖分を取り込み、歯の表面にネバネバしたプラーク(歯垢)を作る

プラークにむし歯菌が住み着き、糖を分解して酸を作る

酸によって歯からカルシウムが溶け出し、それが続くとむし歯になる

さらに、頻繁に食べることもむし歯になる危険を高めます。
何かを食べたからといってすぐにむし歯になるわけではなく、歯が溶け始めても唾液が修復してくれます。
時間を決めて間隔をあけて食べれば大丈夫ですが、食べる間隔が短いと唾液による修復の時間が十分にとれず、むし歯になってしまうんです。
ダラダラ食べがよくないのは、こうした理由です。


Q2:歯磨きのポイントは?
 双子で歯磨きも2人同時にすることもあって、あまり時間をかけられません。磨き方も自己流なので、正しい歯磨きの方法を知りたいです!

A2:むし歯になりやすい奥歯と上の前歯を特にしっかりと!
1)歯ブラシは鉛筆持ちで、優しく細かく振動
力を入れすぎず、歯ブラシの毛先が歯に当たるように細かく振動させる。
歯ブラシをもった手の爪の色が白くならない程度の強さが目安。

2)奥歯は指を入れて
奥歯を先に磨き、敏感な前歯はその後で。
指を口の中に入れ、歯ブラシが入る隙間を作ると中がよく見えて磨きやすい。
指を入れる前に手をきちんと洗うこと。

3)上唇小帯や歯ぐきを指で押さえる
上唇の裏にある「上唇小帯」は歯ブラシが当たると痛いので、上の前歯を磨くときは指で押さえてガードする。
下の前歯を磨くときも歯ぐきを指でガードする。

※ 1か所につき10回〜20回くらい磨くのが理想



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