予防審美  
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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】

2014年02月12日(水) かむ力とバランス

朝日新聞によると・・・

かむ力とバランス 歯をグッ、脳が骨格筋動かす



真っ最中の「ソチ五輪」。
チーム・ジャパンの中には、「かむ科学」によるサポートを受けている選手がいる。
かみ合わせを整えることで、身体バランスが向上するという。そのメカニズムとは――。

ソチ五輪では、フリースタイルスキー・モーグルの遠藤尚、西伸幸、星野純子の各選手がマウスピースをつけて挑むという。
「2006年のトリノ大会以降、モーグルの代表選手の約半数がつけている。よい結果が出ていることも事実」。
全日本スキー連盟の林辰男・フリースタイル部長はこう話す。

導入のきっかけは、けがの予防だった。
その前年の05年、代表チームの1人が海外合宿中、脳振盪を起こした。
診察した外国人医師に聞かれた。
「マウスピースはつけていたのか?」

高校ラグビーでも外傷予防のため装着を義務づけている。
かみ合わせがよくなり、頭に衝撃を受ける際、歯を強く食いしばることができる。
その結果、首の筋肉の活動が高まり、頭部が安定する。
脳振盪の予防と軽減につながるという可能性を示したデータがある。

効果は外傷予防だけではない。
「かむ力が均一になるよう調整したマウスピースで、パフォーマンスが向上する可能性がある」。
日本オリンピック委員会強化スタッフで、スポーツドクターの石上恵一・東京歯科大教授(スポーツ歯学)は説明する。

歯の根の末端部分には、脳神経の中で最大の三叉神経の終末(先端の細かい神経)がある。
かむ筋肉(咬筋)を使ってかみ合わせると、圧力が歯を介して神経に達する。
圧力が大きいほど脳に伝わる信号も大きくなる。

脳には骨格筋の緊張に関与する細胞がある。
「強い情報が伝われば、骨格筋を動かそうという指令が発信されやすい」と石上教授。
逆に言うと、しっかりかめなかったり、かむ力が弱かったりすると、力を十分に発揮できるような情報が全身の筋肉に伝わらない、というわけだ。


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