ウサギの歯は、前歯(門歯=もんし)が上に4本、下に2本、奥歯(臼歯)が上に6本、下に5本の計28本あります。前歯は、正面から見ると上下に2本ずつ見えますが、上の2本の裏にちいさな2本の歯が重なっています。このため、ウサギは齧歯目(げっしもく=ネズミの仲間)ではなく、重歯目(じゅうしもく=ウサギ目ともいいます)に分類されるようになりました。