読売新聞の“電脳明晰”欄に「禁煙支援ソフト」の紹介があったので、一部、転記しておきたい。以下、T記者の目線での記事を・・・STEP1 検索サイトでソフト選びヤフーやグーグルなどの検索サイトで、試しに「禁煙支援ソフト」と打ち込んでみると、無数の無償ソフトにヒットする。その多くは、禁煙期間に吸わなかった本数や、支払わずに済んだ代金の総額を試算してくれる自動計算ソフトだ。こうした支援ソフトのうち、名前の面白さから「(卒煙(そつえん)式」というソフトを選んでみた。まず初期設定画面で、自分が1日に吸う本数や値段、喫煙する銘柄の1本当たりの長さなどのデータを打ち込む。続く画面で「卒煙を開始する」「もう少し考える」「また次の機会にする」の三つのボタンのいずれかを選ばせ、利用者の“本気度”を確認したうえで、ようやく計算が始まる。STEP1 「延命時間」計算、効果実感ソフトは計算結果として、節約できた金額のほか、禁煙効果を別の数量に換算して表示してくれる。例えば「禁煙で延びた寿命」。喫煙と寿命の関係は諸説あるものの、このソフトは、1本吸うと寿命が約5分縮まると仮定し、「延命時間」を計算する。数字の信頼性はともかく、1本を吸うのに5分かかると考えれば、「禁煙のお陰で節約できた時間」ととらえることもできる。さらに、このソフトは、吸わなかった本数の総延長を、有名な建築物などの高さや長さに例える。禁煙を始めて20日目だと「395本、33・62メートル、薬師寺東塔」と表示するので、禁煙の結果をイメージしやすい。STEP1 別ソフト利用 「やる気」継続ただ、1週間も経過すると、ソフトの試算表示にも飽きてしまう。こうした時期は、気を引き締めるために、別のソフトを利用するのも良いだろう。同じ検索サイトで調べると、「禁煙ソフト…?」という別の無料支援ソフトが出てきた。このソフトは現在の喫煙本数と現在吸っている銘柄の値段を打ち込めば、今後、何本吸ってお金をいくら消費するかを計算してくれる。例えば「1日20本、1箱当たり320円」のペースで10年間吸い続けると、「7万3040本、117万円弱」との試算結果が出た。パソコン画面いっぱいに煙に消えた金額が表示されると、禁煙に対する「やる気」が再度よみがえった。・・・とのこと。