予防審美  
小林歯科クリニック  
 
〒150-0001  
東京都渋谷区神宮前4-7-1  
東京メトロ表参道駅
(銀座・半蔵門・千代田線)
A2出口から徒歩3分
 
とんかつまい泉の並び
Shiny Owl Cafe の2階
 
 
24時間 インターネット予約  
ご意見・お問い合わせ  
 03 5474 5884  
 発信者番号通知をお願いします  
 
トップ  
診療案内  
アクセス  
院長挨拶  
スタッフ紹介  
診療システム  
診療の流れ  
コラム  
ブログ  
リンク  
 
 
 
 
 
 
 
Copyright(C)
1994〜 小林歯科クリニック
All rights reserved.
 

 

 

★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】

2005年08月19日(金) 「詰め物」寿命10年未満

読売新聞の医療ルネサンス欄に「予防歯科」の特集が始まった。

「予防歯科」は「審美歯科」と同様、小林歯科クリニックの“専門”であるので、記者による誤解や偏見を排して、転載ではなく引用として記してみたい。


『治療するほどに、歯は壊れていくのではないか。』

こういうことだ。
痛くなって受診する。
削って詰めたりかぶせたり。それがはずれると、また、削る……。

歯科疾患実態調査によると、40代前半で、処置前後の虫歯や失われた歯の総数は、成人の歯数28本の半分以上の15本、50代で17本。
60代になると20本に達し、うち10本は抜けてしまっている。

80歳で20本の歯を残そうという「8020」が提唱されているが、80代では、なんと半数が総入れ歯というのが我が国の現状だ。

日本人の多くは、きちんと(削ってしまうために)歯科に通い、歯を磨く。
それでも、歯は年と共に消えていく。

自分の歯をできるだけ長く使っていきたい。
そんな願いとは、どうもかみ合わない。
歯科との付き合いってこれでいいのだろうか?

図を見ていただきたい。治療した歯の耐用年数だ。
10年に満たない。かぶせた物と歯のすき間に新たな虫歯ができたり、ふたをしてかぶせた場合は歯の根に細菌感染が起きたりする。

このデータをまとめたH大のM教授は「これより長く持つ場合もありますが、1度削れば、再治療のサイクルに入り、歯を失う原因になります」と言う。
治療すれば壊れるというのは、あながち誤りではない。

では、どうすれば、これ以上、歯を失わずにすむのだろう。

「毎日の歯磨きの習慣を基本に、定期的に歯科に通って、歯の状態をチェックし、プロの掃除を受けることです。歯科は、痛くなってからではなく、定期点検に通って下さい」とMさん。

虫歯や歯茎が傷む歯周病は、細菌感染が原因だ。
細菌のかたまり、ネバネバの歯垢(プラーク)は、2週間もすると歯石となり、歯の表面や歯茎の中にこびりつく。
酸で歯に穴を開け、歯茎に炎症をひき起こす。

歯磨きで、ある程度は細菌を減らすことはできる。
しかし、特殊な器具を使わないと落とせないプラークや歯石がある。
少なくとも3〜4か月以内毎に1度の歯科の定期清掃できれいにする。
これで失う歯を減らせる。

過去20年余りで、先進国の歯科は治療から予防へと軸足が変わり、虫歯や歯周病は減っている。
一方、日本では歯科での定期清掃が定着していない人がいる。

※予防の目標 国が健康目標を定めた「健康日本21」では、80歳で20本以上自分の歯を持っている人を増やすため、歯科での定期清掃を受けている人の比率30%以上(現状は2〜16%)の実現を目標に掲げている。


 < 過去  INDEX  未来 >


[MAIL] [HOMEPAGE]