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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】

2005年05月07日(土) 江戸時代の武士は歯磨き熱心、庶民より少ない虫歯

読売新聞によると・・・

江戸時代の武士は歯磨き熱心で、虫歯も庶民に比べて少なかった――。
そんな研究結果を、長崎大大学院医歯薬学総合研究科の小山田常一助手らがまとめたそうだ。

福岡県内の遺跡から出土した武士や庶民の歯を調べた成果で、武士の歯には歯磨きの跡があるとともに、庶民に比べ虫歯が少ないことが確認できた。
江戸時代の武士と庶民の虫歯を比較して、違いを明らかにしたのは初めて。

江戸時代の人が歯磨きをしていたことは、浮世絵や文献などから示されていたが、実際にどの程度、歯磨きしていたかはわかっていなかった。
歯磨きには木片の端をつぶして房状にしたものを使い、細かな砂を歯磨き粉にしていたらしい。

小山田助手らは、福岡県内の江戸時代の遺跡から発掘された123人の武家階級の人骨、109人の庶民階級の人骨で、虫歯の有無や歯磨きの跡を調べた。

その結果、武家階級では虫歯は全体の7.9%だったが、庶民階級では12.2%と高かった。
最も虫歯になりやすい歯根部を40〜59歳で見ると、武家階級の虫歯は6.2%なのに対し、庶民では12%にもなった。

さらに、歯磨きしたことを示す磨いたような跡が武家階級では多く見られたのに対し、庶民階級ではほとんど見られなかった。
また、男性のほうが女性よりも熱心に歯磨きをしていた跡があるという。

虫歯の有無には栄養状態も影響するが、歯のエナメル質の状態を調べたところ、それぞれの階級で違いが見られず、歯磨きが武家階級の虫歯を抑えていたと考えられるという。

小山田助手は「武家は健康管理にひときわ気を使うため、歯磨きをしていたのかもしれない。
ほかの地域も調べて、全体の傾向を突き止めたい」と話している。


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