兆し。 - 2002年06月14日(金) 彼は回復の兆しが見えてきたと言う。 でも、それって本当なのだろうか? いつもだったら、車で通勤するところを電車で通勤して、帰りは駅まで奥さんに迎えに来てもらってた。 奥さんの迎えを待つ間に、私に電話くれた。 私は何もしてあげられない。 いつもいつも、彼に甘えてばかり。 私のできることと言ったら「大丈夫?」ってメールを入れるか、様子を聞くために電話を入れることくらい。 彼が携帯の呼び出しに応じてくれないとき、私は不安を感じるようになった。 「もしかして、どこかで倒れてるかもしれない」 そのメールと電話ですら、彼にとっては迷惑かもしれないと思うようにもなった。 彼には、ちゃんと奥さんが居る。 彼の世話をする、素敵な奥さんが・・・。 彼が愛しているのは、奥さんであって、私じゃない。 そんなことは、最初から判っていたはずなのに・・・ 私の出る幕じゃないんだよね。 今度会えるのはいつになるのだろう。 このまま、会えなくなっちゃうのかな・・・。 彼の言う、回復の兆しが本当であればいいと思う。 -
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