デート - 2001年12月02日(日) Jからメールが入った。 「今日、都合がよければランチしませんか?」 何も用事がなかった。 一昨日逢ったばっかりだっけど、ランチすることをOKして、待ち合わせをした。 車で近所まで来てくれた彼と食事をして、せっかくだから何処かに行こうって事に。 奥様は、土日も仕事らしい。 休みが合わないんだ・・・そう言ってた。 映画を見に行くことになって、映画館へ。 二人で並んで座って、映画を見た。 彼が突然、手を握ってきた。 私は、抵抗しなかったし、握り返した。 映画の間、彼はずっと手を握ってくれていて、私の手にキスをした。 それから、おでこにも・・・。 映画が終わって、二人でブラブラ。 「家に帰る?」と彼。 「せっかく逢えたのにつまんないな」 そう答えると、彼は少し黙って、ためらいながら・・・ 「ホテルに行こう」 そう言った。 断る理由がなかった。 いや、断る理由はちゃんとある。 彼は既婚者。 立派な断る理由になる。 でも、彼となら、そう言う関係になっても良いってそう思ってた。 私は断らなかった。 身体を重ねた後、彼は私を抱きしめ髪をなでながら、優しくキスをしてくれた。 何度も何度も、無言のままでキスをした。 こんな風に優しく接してくれる人に初めて出会った気がする。 どうして、こういう人に私は出会えないのだろう・・・そう思った。 「彼氏が出来たら、ちゃんと言ってね」 彼は私にそう言った。 それが、彼との境界線。 彼のことは、本気で好きにはならない。 彼も私のことは、本気で好きにはならない。 彼には愛する奥様がいるから。 何をしているんだろ・・・自分でもそう思う。 でも、今はこの流れに身を任せても良いような気がする。 ごめんなさい、許してください・・・ -
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