TOM's Diary
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今日、郵政民営化法案が否決され、衆院の解散が決まった。
郵政民営化は国の1000兆円にも上る債務を解消することが 目的であったはずである。これは自民党の公約でもあったはずだ。 総選挙によって国民の意見を問うことは大いに結構だと思う。
だれも大きな声では言わないが、郵政の利権で懐を暖めていた 議員などが利権を確保したいからこそ、いろいろ難癖をつけて 反対していたに違いない。彼らのお陰で、本来の目的がどんどん ぼやけてしまい、骨抜きの法案になってしまったような感がある。
そう言う利権を守りたいだけの議員などがこれで一掃されるので あれば総選挙大賛成である。
と、言いたいところだが、なかなかそうも行かないだろう。
1000兆円もの債務を抱えた状態は異常としか言いようが無い。 40兆円しかない税収で80兆円以上の国家予算と、1000兆円の 債務を賄うことが正常な状態であるわけがない。 これらを正してくれるのが小泉首相だと信じて来たが、どうやら 政治家の多くはこれでよいと考えていたようだ。
果たして国民はどう考えているのか?9月11日の開票結果が たのしみである。
ちなみに小泉内閣が倒れて、別の自民党内閣が出来上がった場合には 消費税率の増加が見込まれることを考えると小泉首相に頑張って頂き たいと個人的には思う。
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