TOM's Diary
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防衛庁が防衛省になったら・・・ 自民党内に防衛庁を省に昇格させる動きがあるそうだ。
省に昇格したらなにが起こるのか?
「自衛隊員が自信をもって行動できるようになる」
現在の自衛隊員は卑屈になって行動しているのだろうか? 省になるとどのように自信が持てるのだろうか?
「指揮系統も運用方法もなにも変わらない、メンツの問題だ」
だれのメンツだろうか? 総選挙でそのような公約を掲げた党員がいるそうだ。 そんな党員のメンツなどクソくらえだ。
なにも変わらないと言うのはどう言う意味だろうか。 省になると言うことは防衛大臣が生まれるということだ。 防衛庁長官と防衛大臣とでは権力の大きさも違うだろう。 政治に対しても直接の発言力を持つだろう。 予算のつき方も変わってくるだろう。 自衛隊の地位が変わってくるのは明らかだ。
武力という力を持つものに、政治的権力を与えるのはいかがなものだろうか? なにも変わらないと言いつつ、突然防衛大臣なるものが誕生して国民はびっくりする。 なにも変わらないなら・・・そう思わせておいて、国民が気がつくと軍事大国になっていた。
消費税の表示方法にしてもそうだ。 消費税込みの値段表示にすることで、消費税税率がアップ しても国民は気が付きにくい、そんな環境をいつのまにか 自民党は決めていた。野党はなにをしていたのか?
国民が問題に気がつきにくいところから変えていくこの手のやり方、国民を欺いているようなこのやり方、自民党だけではない、野党も含めた政治家ども全体に言えることだが、どうも気に入らない。
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