ま、これは、この季節になると思うわけで。 一種の、恒例行事(?)みたいなもんかも知れねぇ。 「天災は、忘れた頃にやってくる」。
2年前の9月、東海での大雨。 西枇杷島が水没した。 んで、2年後の7月、台風6号で。 今度は大垣が水没した。 いや、正確には、両方とも水没じゃないんだけれど、中継画像を見たりすると、水没してるように見えてしまう。 他意はない。(多分)
そして、思うのが、「どこまで行っても、天災には勝てないんだなぁ」と思う。 地上にいる、ほぼ全ての生き物に対して(微生物を含む)、人間はある程度抵抗力を持つ。 抵抗力が少ないものに対しても、もう少ししたら、もっと強い抵抗が出来る事は考え得る。 けれど。 地球と言う、人間を入れる器からの直接攻撃には、人間はほとんど抵抗力はない。 今も、昔も、これからも。 地球からの直接攻撃におびえながら暮らしている。 つかの間の直接攻撃に、おびえながら。 つかの間の、平穏を楽しんでいる。
昨日、穏やかに魚が泳いでいた川は、 今日、人を泳がせ、命を奪う。 今日、綺麗な花で着飾っていた山は、 明日、自分を溶岩のドレスで飾るんだ。
そよそよと、心地よさを運ぶ風は、時に大きな物を飛ばし。 波は、街を飲みこむ。
でも、まぁ。 勝てないなら、勝てなくてもいいんじゃないのかなぁ。
無理して勝つような相手でもないし。
|
|