ゆうの赤裸々日記
ひすいちゃんによる姉妹日記
思いつくことをそのままに

2002年05月26日(日) 自動的な歯車


塾に働きにではなく、勉強(?)に行ってた頃。
物事は全て、自動的になっていると思っていた。

たとえば、塾で解いたプリントは、5日後には、採点されて、成績をつけられて、自宅に送られて、届くと言うことが当たり前だ。
「これは自動だ」と思っていた。
誰かの手がかかっていると言う事は、全く気付いていなかった。
いや、誰かがやっているのだろうけど、その歯車の一部分に自分が含まれていなかったから、その、「誰かがやっている」と言う事に対して、理解していなかった。

ぶっちゃけた話、この地球に空気が、水があるのと同じように「当たり前」の事だと思っていた。

で、それから数年たって、今度は働く側になったとき。

自分がその、「当たり前」の歯車の一部分になった。

生徒が解いた解答を、採点して、点数つけて。
それ以上は、他の歯車の一部分になった人達がやっているが、自分はそこまで、やらなければならなくなっている。

歯車…

悲しい表現だが、使えなくなったら、捨てられるものに、自分はなっているのだ、恐らく。
修理は、きっと多少しかしてもらえないだろう。
自己修復をして、レベルアップしていかなければならない。
そう言うものに、今自分はいる。

恐らく、もう少しして、きちんと「就職」と言う事になったら、多少は修理もしてもらえそうだが、やはり、「自己修復」が主になっていると思う。


…大人になると言う事は、「修理」して貰えなくなって、「自己修復」を繰り返していくことなんだろうか…
そして、子供が出来たら、子供の「修理」をする側に回りながら、「自己修復」をしていく…のか…


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ゆう [てがみ] にんめ。

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