2002年05月22日(水) |
画面の向こうに恋をする。 |
例えば、アーティストだったり、芸人だったり。役者だったり政治家だったり。 ブラウン管、画面の向こうには、実にさまざまな人がいる。
別に、映ってる当人だけではなく、それを映している人、編集している人、その画面に色々な装飾を施す人など、色々いる。
…などと書いてても、当のユウの目当ての君は、そんな実在する人じゃないのだが。
あぁ、ここからは、ちょっとそういうの、いやだと思う人は、見ないほうが…
テレビアニメのキャラクター、ゲームの登場人物。 役者の演じるキャラクターだと言えばそうだが、実に非現実的な中で生きている彼らは、あまり対象にすると、いい顔されないのが現実。
でも…幼い頃、一度や二度は憧れた人が多いだろう。 ちょうど、在りし日のスポーツマン選手に抱いた憧れと似たような、淡いものを。
と偉そうな事を書いてても、所詮はユウの目当ての君は、実在しない、誰かに作られた存在。
…でも、やはり、そんな彼等にでも、抱く感情は、実は実在の人物と同じだったりするんだ、俺は。
彼等が笑ってくれれば、もちろん嬉しい。 泣いている時は手を差し伸べてあげたい。 時に、大声を張り上げて罵詈雑言を吐いてもいい。 楽しいときを、一緒に、過ごしたい。
画面の向こうで喜怒哀楽を見せ、生活をしている彼等。 実在する人の醜い部分が見えないだけ、人間らしさが抜けているが、それでも、人間らしくなっている彼等。
そんな彼等に、今日も恋をする。 非現実だと解っていながら、つかの間のデートを楽しもう。
|
|