ゆうの赤裸々日記
ひすいちゃんによる姉妹日記
思いつくことをそのままに

2002年01月13日(日) 弟。


一人いる弟。(妹はいない。兄も妹もいない。)
唯一の兄弟である。

とりあえず、大学に行っている。
部活は、陸上をしていた。

「いた」。
多分過去になるだろう。

あいつは、高校まで、運動らしい運動は、体育以外、何もしていなかった。
しかし、大学に入って、好きな事が出来ると、あいつは陸上部に入った。

俺は、弟はつぶれるんじゃないかと思っていた。

あいつなりに、それなりに頑張っているようだが、とうとう、壊れてしまった。
身体はもとより、精神的に相当まいったらしい。

入ってすぐは、明るめだったが、今、2年たとうとして、暗かった昔より、更に暗くなっている。
ペシミスト(とはなかなかきざな言い方だが)な俺よりも、ずっと考え方が後ろ向きになっている。

俺は、迷わず「やめろ」といった。
別に大学で、部活をやる必要も無い。
大学の部活なんぞ、ただの「お遊び」に過ぎない。特に、何も無ければ。ほとんどの学生にとって、部活は単なる「遊び」の延長に過ぎないのだ。
そんなものに、いちいちかまっている必要も無いと思っている。

しかし、弟は、自分の体力をつけるために、やっていると言っていた。

日が経つに連れて、弟の身体が、壊れ始めた。
最初は、捻挫。筋肉疲労。
それが、とうとう肉離れを起こした。
しかもいくら俺ら周りが「やめろ」といったところで、あいつは練習を止めない。治りきる前に、酷使する。
だから起きた結果。
自業自得だ。

そして更に、どうやら、部活内でもいじめられているらしい。

…たく、運動部の癖に、女々しい奴等だらけだな。

と思う。


そんなこんなで、弟はついに、壊れそうになった。

周りが、何よりばぁちゃんが、心配した。


…弟は、部活をやめるだろう。
いや、やめてくれ。

俺は願う。

別に、部活が全てじゃない。

あんな阿呆共に、お前を壊されるのは、悔しい。
かまうだけ、時間の無駄だ。

どうせなら、ほかのもんで見返してやれ。


そう思う



ちなみに俺だが…
部活はやっていない。
入り浸ってはいるが。
人と、むやみに群れるのは嫌いだ。


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ゆう [てがみ] にんめ。

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