ゆうの赤裸々日記
ひすいちゃんによる姉妹日記
思いつくことをそのままに

2001年11月30日(金) 余韻


残るとそれはそれでいいが、残りすぎると、センチメンタルになる。

今日は、チャットの知り合いさんと一緒に、名古屋駅のタワーズの、電飾を見に行った。

19時に待ち合わせをして、簡単な食事(お茶)の後、いざ。

現実的な物の見方をすると、「よくもまぁ、こんな電気の無駄遣い」とか思ってしまったが、すごく綺麗だった。

幻想的という表現も、当てはまるかもしれない。

馬鹿みたいに、写真を撮りまくっていた俺。

寒さを忘れることは、ちょっと出来なかったが、それでも十分に堪能できた。


そして、電飾が消える、23時。

…突然、それまでエンドレスでかかっていた音楽も、それまで「明るすぎる」電飾も、消えた。

フェードアウトでもなく、突然。

まるで、携帯電話の通話が突然切れたように。


ブツッ


そんな形容だった。

周りの人も、これには驚いたらしく、ざわめきと笑いが出た。

俺も、ビックリした。

そして、知り合いさんと少し笑った。

…下手に余韻を残してくれると、かなり悲しくなる。

一人が淋しくなる。
誰かに会いたくなる。
感傷的になる。

しかし、突然切れた電飾は、何となく「また明日も、見に来てくれないか?」とでもいいたげだった。

「何時かまた」の別れではなく、「じゃ、また明日!」と言う別れに見えた。


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ゆう [てがみ] にんめ。

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