暗くて寒いのは当たり前だと思っていたから、灯をつけたあとの冷たさに戦いた。変わったのは明るさだけなはずなのに、いろいろなものが翻った。けれどその転換は心地好く、僕を刺激する。鋭くする。明るいのに、鋭いことが僕にはとても新鮮だった。