Leaflets of the Rikyu Rat
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昔からそうだ。 僕は一度にいろんなことができない。 何かをするときは「それ」にかかりきりだった。 ご飯を食べるときだっておかずを食べてから野菜を食べて、 それから味噌汁を飲んでの「ばっかり」食べ。 本を読み始めたら読み終わるまで他のことが手に付かなくなる。 二十四時間何も口にしないで読み耽っていたこともある。 朝まで読み続けて寝るために高校をサボったこともある。(何回も。) 「集中力があるね」と褒められたことは多い。 「歯止めが利かない」と諫められたことも多い。 自分のペースを確立したらひたすらそれを続ける。 逆にそれが噛み合わない人間とは上手く付き合えない。 そういう意味では一人でいることは非常に気がラクだ。
いま少しずつペースが掴めて来ている。 「それだけ」になる準備が整いつつある。
何か一つにしか集中できないということは、 ただ単に不器用なだけなのかもしれない。 それでも、 やるべきことがはっきりしている今、 無駄なものを全部捨て去って、「それだけ」になれれば。
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