さらば、子年さらば、子年 終わる……また一年が終わる。今年もサイト活動は結構、真面目に活発に続けられてきた。殆どメインを掻っ攫っていたのは二年連続で『星矢』、次点で『デルトラクエスト』+『彩雲国物語』がまぁまぁ☆ 他は……『ストップ連載物を終わらせよう!計画』は亀の歩みの如くではあれど、まぁ、全然進まなかったわけではなかったと★ 来年もマイ・ペースで、続けていければいいなぁ、と。
一年の最後に、今年去りゆきし方々を思って。 SF小説界の大御所、アーサー・C・クラーク氏。学校の図書館に置いてあったような児童SF書ではなく、本格SF小説で最初に手に取ったのがクラークだった。正直、あの頃は良く解らないところもあったものだが、また読み返してみようか。以前はなかったような発見があったり、解釈ができたりするかもしれない。(でも、買っといて、読んでない本も多いしなぁ)
氷室冴子先生。ラノベでの歴史物語に開眼してくれたのがこの方。現代子のような印象の平安貴族娘の物語『なんて素敵にジャパネスク』『ちぇんじ!』 そして、『銀の海、金の大地』 『古事記』の挿話を膨らませた古代のロマン、霊力などのファンタジー要素もありで、太古の人々を生き生きと書き上げていた。 第一部が完結したところで、長い休載となり──そのまま、未完となった。どんな未来にして過去を思い描いていたのか……。もう、語られることが永遠になくなってしまったのが残念でならない。
声優さんにも一人。寺島幹夫さん。『ヤマト』の山崎機関長など、渋めで落ち着きのある声の持ち主だった。
『鬼籍に入られても、作品は残ります。今でも、それらの作品を手にできることは幸運なことだと信じます。様々な世界を見せて貰いました、本当にありがとう』
では、真面目に終えたところで、また新しい年も宜しく、どうぞ☆
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