日誌を……じゃなくて! 『週間チャンピオン』を買った。目当ては『聖闘士星矢・冥王神話』──嘗ての『聖戦』を描いた、いわば『前世譚』だ。(正確な意味で『前世』かといえば、違うのだろうが) コミックス派の輝は滅多に雑誌は買わず、目をつけた話だけ立ち読みしている^^;(言い切ったな) 元々『チャンピオン』は『ドカベン』を読み続けているが、たま〜に飛ばしてしまうこともある;;; ところが最近はきっちり毎週、欠かさずにチェックしている。 第一話は見逃した。最初に気付いたのは第二話だが、まだアニメDVDも見ていなかったかな? とにかく、若老師、もとい童虎の中々、格好好い天秤座の黄金聖衣装着シーンに驚いたもんだ☆ しかし、次に読んだのは第七話なので、一巻相当分は殆ど未読だった。 作画は車田正美氏ではなく、手代木史織さんで、スッキリとした線画が綺麗で輝好み。残念なのは次の第三話がカラーだったのに、見逃したこと。しかも、時の黄金聖闘士揃い踏み☆ やっぱし黄金聖衣でのカラーは映えるなぁ♪ 今週号でも、黄金聖闘士のカラー有りと小特集が組まれていたのでド久々に購入。コミックスも丁度、アニメからハマり始めた頃に第一巻発売だったので、勢いで?きっちり購入。先日、第四巻も絶賛発売中☆(宣伝?)
実をいえば、大元の原典たる『ジャンプ』の正統『聖闘士星矢』は立ち読みだけで、買っていなかった。古本屋などで、時々、読んだりもしていたが、古本でも揃えてはいない。ファンと呼ぶには全く正しくない奴だ。 因みに別人(としか思えん)アイオリア・メインの『エピソードG』も未購入。エラく幼げなムウが出てくる辺り(第三巻)までは読んでいたが、週刊誌と違い、付録などが多いためか、どこの本屋でも縛りがキツくなって、立ち読みしづらくなり、いつの間にか、読まなくなってしまった;;; 元々『チャンピオンRED』は扱っているトコが限られている上に、明らかに仕入れの冊数も他の雑誌よりは少ないもので。 アニメでハマってから、久々に読んでみたら──又しても!? 若老師、じゃなくて、幻影の童虎登場話だったので、またビックリ★ それでも、十八には見えんかったけどな^^ あの話が別人に思えるのは年少組がとても、同い年に見えんせいでもある。シャカ、カミュ(初登場時は幼かったのに)、アルデバランはアイオリアと同い年のはずが絶対に十四じゃないだろう!? ともかく、いつの間にやら『エピG』も十巻越えをしていたのには一寸、愕然とした。とりあえず、これも古本屋でチェック。 いや、さすがに十巻、二十巻以上のシリーズ物を勢いで、纏め買いするのは何でか気が引ける。数ヶ月に一冊、買い揃えていくから、未だに許される(何に?)ような気が……。
ともかく、一巻ずつ揃えている『冥王神話』 嘗ての聖戦──嘗ての女神アテナと冥王ハーデスの器たる少年は兄妹で、ペガサスはその幼馴染……。これだけでも十分、ドラマだね。 そして、黄金聖闘士もやはり、重要視されている。十二人だから、他に使うには丁度いい人数なのかも。それが証拠に、時の一角獣座の耶人以外の聖闘士の影の薄いこと!? 白銀聖闘士ですらが本当にヤラレ役もいいところで、さすがに悲しいものがTT
まだ、獅子座は名前も出ていないが、それだけに妄想……いやいや、想像を掻き立てるものもある。今の内に、勝手に話を作っちゃおっかなー、とか考えたりもしていたが、何せ週刊誌だけにトントン話が進む。しかも、先週、遂に!時の射手座の黄金聖闘士本格登場☆ 前聖戦の獅子座と射手座も当然のように、兄弟? 少なくとも、血の繋がりはありそう^^ 輝だったら、逆転させて、獅子座の方を兄にしてみたり、従兄弟くらいの関係にしてみたりするけど、さて、本編ではどうなることやら。 どーなるもこーなるも、その射手座のシジフォスが登場直後の今週、いきなり大ピンチ!? 刺さってる刺さってる!! 射手座の矢がぁ〜★(ちょい、画的に刺さってるというより、生えてるように見えてしまうのが??? 聖衣も破損してないし) 黄金聖衣の一部であるはずの矢で、主の聖衣を射抜くとは──まるで『矛盾』の格言のようだ。
しっかし、シオンと童虎以外の黄金聖闘士がまるで、転生でもしたかのように、当代とそっくり☆ というのは一寸、出来過ぎじゃないかなぁ?(ムウのそっくりさんなジャミールの子もいるし。先祖?) その辺も謎といえば、謎だ。女神アテナは転生者のようだが、『冥王神話』のサーシャはちゃんと人の子として生まれている。尤も、実は捨て子だったという可能性もまだあるが。つまりは『魂の転生者』ということになる。 『星矢』の沙織は正しく聖域に降臨している(んだよな?)。両親すら持たぬ子、であるのだろうか。だから、赤子なのか? これもある種、謎だ。
聖闘士たちはどうなのか? 『聖闘士』の魂なるものがあり、転生している──となると、同時代に同じ宿星(原作での呼び方ではないが)の持ち主は複数、現れないことになる。 だが、牡羊座は教皇であるが、前任(間にもいるかもしれない?)のシオンと弟子でもある当代のムウが共に存在する以上、聖闘士とは『魂の転生者』ではないはずだ。 となると、劇場版『天界編・序章』にて、神々によって、死んだ黄金聖闘士たちの魂は封印されるが、別に『次代の黄金聖闘士』の誕生を阻止したわけではなく、当代に対する『神罰』でしかなかったことになる。 しかし、それも納得のいかない罰だ。『神への叛逆』とはいうが、それはアテナに対する海闘士や冥闘士には適用されないのか? 大体、女神アテナは大神ゼウスの代わりに地上を護り、それを海神ポセイドンや冥王ハーデスが脅かしうる時、戦うのは天界の定めたところのはず。 勿論、従う聖闘士たちもそのために存在するわけで──それを罰で報いるなら、海闘士や冥闘士にも同じく神罰とやらが下されるべきではないのか?
まぁ、そんな納得できないこともあり、『聖戦』後は大抵は、全員復活とか一部復活などの方向に走るんだろうなぁ。輝もそうだし……。余りにも、誰も彼もが気の毒すぎちゃってねぇ。せめて、細やかな幸せを感じて欲しいなぁ、とか思ってしまうわけだな。 『冥王神話』でも独特な設定がある。『冥闘士は不死』というもの。『不死=死なない』というよりは『死んでも、冥王の加護により生き返る』というもの。 しかし、神話の時代より幾度も戦ってきたのなら、それが本当なら、疾うに知っていないのは寧ろ、変じゃないのか、聖域は? とはいえ、冥闘士も人であるには違いない(『星矢』でパピヨンがそう言っていたぞ)のだから、何度も『死の痛み』に耐えられるとも思えないんだがねぇ?
さておき、今現在の連載物の中では一番、続きを楽しみにしている。
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