航宙日誌
『革命戦記』と輝&Ark☆の珍道中?

2005年10月21日(金) 『魔軍襲来』

 『アルスラーン戦記』最新刊発売……から、結構経ってるんだが、元々は文庫シリーズだったものを、別出版社で新書で──勿論? 出し直された既刊分は未購入。だって、加筆訂正があるわけでもなし、場所取るし^^;
 新イラスト担当の丹野忍氏も好きな方ではあるが、更に買い直すまでにはインパクトがねぇ。しかし、前イラストの天野氏といい、あーゆータッチ(他に言いようはないのか?)が採用されがちだなぁ。

 それはともかくの新刊第11巻『魔軍襲来』──ちょーっと考えてしまったが、やはし何年も何年も!何年も!?待たされたわけだから;;; 文庫待ちできんしで、結局購入♪
 まぁ、待たされた甲斐はあったかなー? とはいえるものだったので、一安心^^;;; ずーっと火に炙られそうになってた人たちとか、地底に閉じ込められてた人たちとか、出番のなかった人とか……とりあえず、その後が判明しただけでもね。しっかし、インターバルありすぎ。色々と変わってしまうんじゃないかと不安もないではなく。

 反面、11巻を読んでいても、状況が今一つ掴めないでいたりもする。正直、ここ数年全く開いてなかったりして(核爆) それでも、第一部はかなり読み込んでいるので、大体覚えているのだが、第二部に入ると記憶が相当に曖昧。
 それでも、まずは最新刊を一読。その後、既刊本(文庫版ね)をツマミ食いのよーに。特に第二部を。愈々、人外・妖かし跋扈の世界になりつつあり。ま、タイトルからしてな。
 第一部では国名のみの登場だった国も揃い踏みで、人間の世界だけでも大変だとゆーに、パルス国(アルスラーン王の国だな)もホンマに大変大変。あれだけの国に囲まれていては。しかも、次巻は愈々『蛇王再臨』らしいし、益々大変なことに。

 そんな中で、息もつかせぬ物語は無論だが、その物語を織りなす人々にも当然興味は湧く。とはいえ、特にこのキャラ☆ とゆー一押しキャラはいたのか、いなかったのか(をひをひ) いや、マジに昔過ぎて、よく覚えていない。
 単独というよりはコンビとか、やり取りを楽しんでいたかな。ダリューンとナルサスとか(冗談言うな、とかいわれそうだ)、敵であるヒルメス相手でさえ、一方的に漫才が成立しているというのが何とも。ヒルメスにすれば、「とんでもない言いがかり」に違いないが。

 昔はともかく、読み直してみての今の輝の好みからすると──ジムサかなぁ。トゥラーン人で、元はパルスに攻め入った側。トゥラーンの武将の中でも最も若くして、勇将と賞されていたが──まぁ、ナルサスのせいかな。罠に嵌まったのが良かったのか悪かったのか?
 とりあえず、故国は滅んだも同然だが、永らえて、後の『アルスラーンの十六翼将』の一人であるのは確定済み。但し、思いっきり死亡フラグが立っている気がしないでもないが。
 第一部から第二部で、些か性格が変わったような気もする。てか、トゥラーン軍時代は深く物事を考えてなかっただけなのだろうか。パルス軍に移ってからは視野が広がったが故に考えるようにもなった反動??
 自称からして『嫌われ者』という辺りが昔と違う。他のキャラからも『少し変わった奴』『変わり者』呼ばわり。そんなに無愛想じゃなかったがなぁ。まぁ、変わって当然といえば当然か。
 第二部では余り出番はなかったが、ここへきて、忘れられていた(わけではないだろうが、そう見える)分を取り戻したような雰囲気。
 魔道師の一人と因縁を持ってしまい、何より、袂を分かってしまった弟とのその後も「これからだよな!」と思わせてくれる。
 序でに、拾った(いや、村一つ虐殺から救った)女の子のことも気懸かり。よもや、独り身のくせに、預かったりは──無茶か。でも、子供の方は懐いているようだが。

 てなわけで? お気にキャラに追加☆ 他のキャラにしても、その後は気になる。次巻が早く出ることを祈るばかり。しかし、本当に全14巻で終わるのかな?(昔の構想ではそうだったが)


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