随分前に、原案となって、著者を変えて発売になるとの情報はあったものの、結局立ち消えとなった『七都市物語』──それが唐突に!?発売☆ 新聞広告(で知った)によると、『気鋭作家4人が『七都市物語』ワールドを競作! 七都市の果て無き抗争の末に人類が見るものは!?』とのコピー。 早速、翌日本屋で手に取ってみたが──確かに『欧米ではよくある手法』なのだろうが、『シェアードワールド』は『同一世界観を複数の作家が書く』といえばいいのか。 つまり、『田中芳樹原案』になっているわけで──見事に『灼熱の竜騎兵』と同じパターン。尤も、『七都市』は中編なので、まだ馴染みやすいかもしれない。長編揃いの『灼熱』は同一世界といっても、別惑星が舞台なので、全く別の物語のようなもん。キャラも違うしね……。
とりあえず、新『七都市』はパラパラ立ち読みしてみたが、買うか?となると、迷ってしまった。最近の新書は高いよなぁ。せめて、文庫だったら…、イラストがもっと着いてたら……;;; 唯一の表紙イラストがなんとも微妙で、まるで人物設定画のよう。何だかんだで、重要なポイントなんだなぁ。迷った時に後押ししてくれるというか。 知ってるキャラの名もチラホラ見えるし、そのやり取りなぞは『早川版』の原作を髣髴とさせる。……まぁ、いつか文庫になるのを待つかな??? てか、このシェアードワールズ版は続くのかね。
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