航宙日誌
『革命戦記』と輝&Ark☆の珍道中?

2004年09月10日(金) 事件記者・村雨

 長いことを姿を見せずにいた村雨さん。相っ変わらず、斜に構えた皮肉屋は何と、事件記者に転身していたっ★ 再登場後も正太郎君に付きまとい? 相っ変わらず、「お前は村雨健次!」とお前呼ばわりの呼び捨て;;;

 ところが、正太郎君の身辺に大事件が発生。鉄人の生みの親にして、亡父・金田博士にスパイ疑惑が浮上。開発研究していた究極のエネルギー・バギュームによる太陽爆弾の存在までが明るみに!! それも唯一の試作品本体は鉄人に内蔵されていたのだっ。
 追い詰められていく正太郎君。しかも、頼るべき敷島博士は謎の自殺を遂げ、大塚署長は失策の責めを受け、更迭──結局、大塚は辞職してしまう。
 これまで、二人のバックアップがあってこそ、『少年探偵』として、活動できたのだと自分の無力さを思い知らされる正太郎。父への疑惑は益々深まり、心身ともに打ちのめされる。
 しかも、大塚の後任たるクロロホルム(何で、日本の警察署の署長が外国人やね!! とか突っ込まないよーに★)は切れる人物だが、何を考えているのか掴めず、敵か味方かも明らかではない。
 更には覆面男ニコポンスキーなる意味不明な男(とかいったら、悪いか)に、金田博士のかつての同僚(こんな呼び方で良いのか?)ビッグファイア博士、謎の秘密結社PX団と日本進出を企むベラネード財団。様々な思惑が正太郎を巻き込んでいく。
 その支えとなったのが──どーゆーわけだか、村雨健次!?(正太郎君口調で) 成行き半分つーか、ニコポンスキーに襲われ、心労も祟ってか、倒れてしまった正太郎を居合わせた村雨さんが助けて、家に連れ帰り、面倒を見たりして──即席ラーメンも知らない正太郎君はやはしお坊ちゃん認定なんて面も見せたりして。
 とりあえず、状況を探るためにも協力することとなり、そのまま村雨さん家に居着いてしまう(いつの間にか、金田探偵事務所にもなっとる^^)正太郎君。完璧に兄弟みたいだ。しかも、お高ちゃんこと高見沢さんも朝からやってきて、朝食作ってくれちゃったり☆
 何だか知らんが(溺れかけたところを人工呼吸で助けられたけど)、村雨さんといいムード? ハートマークは飛ばすわ、ダーリンと呼ぶわ♪
 大塚所長(署長改め金田探偵事務所所長でござる)に揶揄われて、一匹狼だと自称してはみても、照れ隠しっぽい。何か、回を追うごとにラブラブ・モード一直線つーか……;;;(いや、別にあの声でまたしても、愛を語っちゃったりしてるわけでもないんだが)
 ともかく、正太郎君の頼れる兄貴分になりつつある。いつの間にか、敬語で話すようにもなってるし、まだ面と向かっては「さん」付けはしてないが、お高ちゃんと話す時には「村雨さん」と言うようになった。多分、画面に出ないところでは既に呼んでいるのだろうと思わせる。
 うーん、最後までフル・ネーム呼び捨ても捨てがたかったが、これもまた良し、かな。登場していない間に色々とあったのか、鉄人に対しても幾らか柔軟な考え方をするようになった。というより、鉄人も一個の存在として見るようになったということか。

 鉄人は物言わぬロボットであり、自身で思考することもない。操縦者の意のままに動く物体に過ぎない。それ故に、痛みを感じるはずもないが、村雨さんは「鉄人の痛み」を正太郎に突きつけた。正太郎が父の罪を贖う為に、必死になりすぎていたからだ。
 そうならざるを得ない正太郎君の気持ちも多分、今の村雨さんは解っているのだとは思う。一人だけ、取り残されてしまった孤独を知っているのだから──その上で、鉄人も思い、叱咤するのは『鉄人がもう一人の正太郎』でもあるはずだからだ。
 そうして、立ち直りかけた正太郎なのに、ここで突きつけられたのが鉄人が実は太陽爆弾本体だったという現実……。ショックの余り、声まで失ってしまう。
 しかも、鉄人は査問会にかけられ、『兵器か道具か』を問われることとなる。その結果は!?
 鍵を握るのは彼の謎の男ニコポンスキー。そして、次第に正太郎君をさり気なく気遣うクロロホルム。謎を秘めた男たちが今っ!? てな感じで、次回が待たれる。

 しかしだ──……。見るんじゃなかった、またやってくれたな、アニメージュ!! さすがに傷も癒えて(大ゲサ)忘れてた頃にサクッとな☆
 ヤバイ…、マジにヤバイかもしれない、村雨さん!! 鉄人でも十分にタフだけど、GRと違って、不死身じゃないんだろ、あーたはっ★ あぁ、運命やいかに。

 でも、笑える。何か、悪い予感が当たってみたり、いつの間にやら、『勘の良い男』になってるのか? ますます、某誰かさんと被るじゃないか^^;;;(勘のいい、元情報部員)


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