航宙日誌
『革命戦記』と輝&Ark☆の珍道中?

2004年01月09日(金) AREA88

 再アニメ化の話、それもTVシリーズだとは聞いていた。忘れかけていたが、とあるお邪魔しているサイトさんのBBSでも話が出たので記憶には残っていた。
 昨夜、何となしにTV欄を見ていたところ、深夜枠の新番組が目についたのも割りと馴染みのタイトルだったからだろう。

 実は新谷かおる作『AREA88』はかなり入れ込んだコミックだった。何を隠そう(いや、別に隠してないって^^;)連載途中からチェックを始め、最初の単行本ビックコミックスは全巻、揃えた口なのだ!! イメージ・アルバムも1だけだが、持ってるぞ☆(2はタイミングを逸した)
 因みに砂漠が舞台の上、主人公が戦闘機パイロットということから、イメージ・アルバム中の『Good−luck!!』という歌をコロ落ち本『SANDBLAST』のイメージ・ソングに使っちゃったりもしたっけなぁ。

 中東のアスラン王国の砂漠の戦場で、戦う日本人傭兵、風間真(しん)。国を巻き込む外部の思惑に、戦略だけでなく経済戦争やらも絡めてみせた。そのくせ、トンデモ兵器も登場するが、それなりのコジツケ──もとい、現実味があるので、いいスパイスになっていた。
 真の戦いも変化していく。親友の裏切りから戦いに身を投じ、その地獄から脱するためにもひたすらに戦うのみだった。傭兵に仲間は要らない。どこまでも一人だと言いながら、いつしか、運命を共有し、祖国でもない国のために、『仲間』たちとともに空を翔ける。
 一度は戦場を離れた真もやがて、その国へと帰っていく。戦いに決着をつけるために……。

 そこにはもっと大きな別の理由も関わるのだが、ネタバレにもなりかねないので、書かずにおこう。気になる方はコミックスをどうぞ。今はメディ○ファクト△ーが版権を持ってるのかね。新作TV版にはそう出ていたが。
 その新作アニメの前──前回はOVAだった。TVで放送されたものを見た覚えあり。風間真は塩沢兼人さんで、ミッキーは富山敬さん。う〜ん。司令官のサキは確か……アンドレ?(爆・志垣太郎さんじゃ)
 勿論、今回のキャストは変更されている──当たり前や。事前情報は全く記憶になし。真っ更な状態で見たに等しい。
 とりあえず、本放送チェック。OP開始。フーガが使われとる。これって、一昔前の『ナスカ』でも歌曲入りで使われたなぁ。
 絵の方は……的外れかもしれんが、OVA『戦闘妖精・雪風』OPにちょいダブるかも? 戦闘機が飛び回るイメージのせいかな、多分;;
 そして、登場キャラが交互に現れる。………キャラデザが、原作タッチとかなり違う。前回も違和感はあったが、新谷画ってのはアニメ化にしにくいのかね? 特におにゃのこ^^キャラが…セラ〜★ って、もう出るのか? キムもさ。まぁ、全巻アニメ化ではないだろうから、話の組替があるわけなんだろうがさ。神崎、タレ目すぎや。
 にしても、見ただけで大方のキャラらの名前が出てくる自分も怖い。コミックスを最後に読んだのも何年前だ? また、読み返してみっかなぁ。
 そんなこんなのOPだが、惹きつけ、盛り上げるだけの力はあったと思う。懐かしさに今風な映像美もある。
 そう! 気になる最大点がそこ。舞台の時代設定は何時だ? 原作スタートは1979年。連載中に描かれた戦闘機たちも勿論、当時のもの。現代に置き換えられると・・・TT(はっきし書きたくはないよ。時代遅れとか、過去の遺物とか;;; いってるじゃん!!)
 まぁ、F−14トムキャットでさえが今となっちゃねぇ。過去の栄光機って感じ? トムキャットを愛機とするミッキーなんて、ベトナム戦争に参戦してたくらいだ。『ファンぶら』も現代では話が成り立たないんじゃん?
 疑問は氷解? ともかく、本編スタート──ミグだな。それにあれはA−4スカイホークかな? 時代設定は19××年とか、20××年とかも出てこないが、機体からすると原作連載当時のものか? まぁ、最新鋭機は中々使えないから、古い機体を使っているという設定もなくはないが……輝としては『ドラグン』だったかな? 真の初期の愛機は見てみたいんだが。
 てーと、ケータイなんかも出てこんかな。『ブラック・ジャック』ではピノコが使ってたみたいだが。
 そんなアニメ冒頭も覚えのある展開。中々、忠実に原作の戦闘情景が描かれている。なので、メットを被ってはいるが、「あぁ、真だな」とも思う間もなく、第一声──……へ? 目が点ちゅーか、耳を疑うっちゅーか^^
 これはひょーっとしなくても、某兄貴パイロットとか、もしくはデスラー総統似のやさぐれSDF隊員か???
 主人公、風間真は子安さんでした^^;;; 正直、思わず力が抜けたよ。何か、最近、子安キャラとの遭遇率が高いような。大して、アニメも見てないのに。それだけ出てるってことか?

 物語は原作に忠実だが、いきなしオリ・キャラのカメラマンが登場──新庄真(まこと)。とはいえ、相当する原作キャラはいる。ロッキーが変身か。名前の字は同じでも読み方が違うという絡みも作っている。少々、裏があるような描写もあったが、雰囲気を壊すほどではないようだ。
 進化した?カメラマンとの関わりも楽しみの一つとなりそう。何しろ、原作登場のロッキーは最初にちょーっとしか出てないからなぁ。

 当時のお気にキャラのミッキー・サイモンは関智一さんだった。最初は森川さんかと思ったが──お二方の声が似ていると思うのは輝だけ?? 関・ミッキーは一話だけを見た限りでは可もなく不可もなくか。声が高い気もするが、元が明るいキャラだから違和感は少ない。
 子安・真も押さえた声(ブルースに近いな)なので、OK☆

 とにもかくにも、この冬の楽しみなアニメが一つ増えたな。因みに放送は木曜深夜のテレ朝系。ハードな話だけでもないので、一度、チェックしてみそ★


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