2003年03月18日(火) |
戦闘妖精雪風・OPERATION2 |
一巻は待たされたので、今回は見つけるなり、買ってしまった。実は幾らか迷ってもいたのたが、丁度、何だかんだで滅入っとったためか、見事な衝動買いだったような^^; ともかく、視聴。30分は短いねぇ。
全体的な印象は「ま、こんなもんかな」という感じ。迷っていただけに、大きな期待をしていたわけでもないのが正直なところ。それだけに特に落胆させられたわけでもナシ? 暗転が多用されるのは相変わらずだが、どうにも気になる。さほど効果的な繋ぎ方とも思われず、どうしても、原作と照らし合わせるように見てしまう。それは仕方がないが、すでに『グッドラック』展開に入りつつも、オリジナル要素もあるために、これが案外に困難だ。オリジナル部分との整合性が微妙なところだと思える。 正体不明な敵・ジャムは無論のこと、地球型機械知性体も何を考えているのか? 小説では“雪風”だけでなく、そんな認識不足な対象への不信や不安を『雪風』から『グッドラック』へと次第に明らかにしていった。 返して、アニメ第2巻にもそれらしいシーンはあった。模擬戦中に出現したジャムを武器がないにも関わらずに引きつける“雪風”を模擬戦相手だった無人機が援護に向かうが、それは管制機の指示ではなかった。これが“雪風”の要請によるものか、無人機の判断によるものかの判別がしにくいのだが、結果、無人機を母機であるはずの有人の管制機を囮とする。 無人機開発担当のグノー大佐は予てより『ジャムとの戦いに人間は必要ない』と無人機を開発したが、“彼ら”は『人間を囮にしてでも勝利するための手段を選ばない』わけだ。 ただ、その無人機も最後には自爆をするが、その直前に“雪風”と深井零にメッセージを送る。人間でも利用できるか否かでのランク付けはある、という表現だろうか。 原作では人間を最低ランクに位置付けているコンピュータ群だが、特殊戦の独立したコンピュータ群に限っては『人間によってのランク付け』を行ってはいた。ジャムとの戦いでの勝利、自身の生存のために、必要な人々は自身と同様に守ろうとはするが、そうではない人々には関心はない。 それは長い戦いの間に情報を蓄積し、解析してきた特殊戦コンピュータだからこそ可能なのであって、アニメでの『生まれたて同然の無人機のコンピュータ』に果たして、可能だろうか? それとも、あれは“雪風”による誘導だったのだろうか? 一寸した疑問だが、この違いは案外に大きいように思える。その解釈の違いが今後に影響するかどうかは展開次第、としかいえないか。 3巻待ち──がっ、よりによって、ここで『インディアン・サマー』が入るとか。未確認情報で「トム・ジョン=ジャム」なる設定もあって、チョイ待てよ気分★ でも、何か付き合ってしまいそうだな。
んで、『雪風』小説を収めるためにも独立Pを作ってしもうた☆ 『雪風小部屋』──まんまや。何の捻りもない。小説しかないのでは淋しいので、今までの日誌上の感想への直接リンクを張ってみたりして^^ でも、多田コミック感想は上げなかった。短いしね。
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